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【今回の扉裏シリーズの話は武市が大学の同級生の木林と斉藤アズサ
に酒井霧子それに元耳塚南高校の教員で現在宅地で無い土地に住む
増井が八龍に行った後の話になります。
お読み頂くにあたり扉本編の2章。それと登場人物の斉藤アズサに
関しては扉本編掲載中のゴリラと木林の心霊オカルト研究室からリンク
しているサブカルチャーズマンションに以前連載していた耳塚シリーズの
エピソードアズサそれにカワシタに関しても耳塚シリーズをお読み頂ければ
より一層この八龍の落ち武者カワシタを楽しんで頂けるかと思います。】



俺は確か入院していたはず・・・
あの日俺は専門学校での高校時代からの
友人細江と専門学校で知り合った
女子3名と耳塚市にある心霊スポット
八龍に肝試しに行った。

幽霊など信じていなかった俺で
あったがあの八龍・・・
あそこはアカン。
行ったらアカン所やった。

そう俺が思わされたのは
途中であまりにもの
尿意に負けトイレに行ってくると
太江に女子3人に告げ怖すぎるので
真っ先に逃げようと思い
八龍からの脱出を試みたが
出口であるはずの裏口に
辿りつけずに俺は迷い
気づけば地下室に居た。

そこに居たジジイ!
あのぬらりひょんのような
ジジイに会ってからの
意識が無い・・・

そして俺はおそらく入院していた
はずだ。

何故そう思うのか?
俺は宙に浮きながら入院している
自分の身体を何度も見ていた。
そして身体に戻るが動けない
のを繰り返しをしている
うちに本当に身体に戻れなく
なってしまっていた。

俺は身体に戻れなくなり
黒い棺のような車に乗せられ
運ばれていく自分の身体を
見ながら戻れないのなら
仕方ないと思い
ふらふらしていると
何故か引き寄せられるように
あの二度と足を踏み入れたく
は無かった八龍に戻って
来てしまっていたのである。

アカンって!
俺何こんな所に来てるねん!?
またあのぬらりひょん
みたいなジジイに
出くわしたらどないすんなよっ!

しかし俺は今
自由に動けるはずなのに
何故にまたこんな
恐ろしい場所に
来てしまったのだろう。

そう考えながら宙に浮いて
いると何やらこの身体に
なってからは感じたことの
無い悪寒が走る。

(えっ?えっ?

俺確かもう死んでるはずやんっ!
死んでるんやから怖いもんなんて
ないんちゃうんかよっ!)

『ガワシダ~

ガワシダ~

こっちに来い~』

(ガ・・・

ガワシダ・・・

確か俺生きていた時に
そんな感じの名前で
呼ばれてた気がする・・・)

『ひゃっひゃいぃぃ・・・』

俺は声の主の圧倒的な
誘引力に負けて霊体に
なってまで情けない声を
出しながらふらふらと
引き寄せられて行った。

『主は確か以前ここに
足を踏み入れた者よのう?
ガワシダよ・・・
否、主ごときを称するのに
四つの言魂を発する必要なども
ないのう・・・
お主どんくさそうであるのう・・・
お主はドンじゃ・・・
これからはドンと名乗るが良い』

(ドッドン!?
確か俺・・・
生きてる時からそんな
感じで呼ばれてたんっすけど・・・
高校の時は悲惨あったなぁ・・・
ドンやらケツオやら
言われていた気がする・・・
そのせいで全然モテんかって
やっと専門学校に入って
肝試しでええとこ見せて
これからヤリまくり生活を
満喫するはずあったのになぁ~)

しかし俺が死んだんは
多分このジジイが
原因なんよな~

俺も死んでるしもうジジイなんて
怖くないからな~

『ドンよ
何を情けなそうな顔を
しておるのじや
主は無能で使い道の
ない男じゃが
主には他の物の
追随を許さぬ立派な
才能がある。

ワシがそれを引き出して
かなえてやろうと
主をここに呼んだのじゃ』

(へ?
俺に才能?

そんなもんあるわけ・・・
何やろ何ができる俺?)

俺は高校時代の
ホームルームでガムを噛み
担任に呼ばれ口を開けるよう
叫ばれた時のように
ポカンと口を開けて
ジジイを見ていた。

『主は本当に
締らない男じゃのう・・・

主をワシの暇つぶしの戯れに
こっちの世界に誘ってしまい
少しは悪いと思い褒美を与えようと
思っていたのじゃがのう・・

主のような男はあっちに居ても
こっちに来ても全く冴えないもの
なんじゃろうのう・・・』

(こっこのジジイ
何気に失礼過ぎへんか?
しかも俺このジジイに
暇つぶしで殺されたん?
ちょっと待てよ~!!
俺まだ全然ヤリたらんねんけど~
高校時代からリベンジせなアカン
女が山ほど・・・)

「爺さん~
さすがに暇つぶしで
殺されたら俺も成仏
できませんよ~
俺まだ18歳なんっすよ」

『あのまま生きておっても
主のような男願望も大して
かなわぬままただ無駄に
時を刻むだけじゃとて・・・
それならワシに色情霊に
して貰った方がまだ幾分か
幸せじゃろう・・・
主をこれから生きたオナゴと
情事を交わせる霊体にしてやると
言うとるんじゃ。
少しは感謝しろ』

(へ?
シキジョウレイ?
何よそれ?
オナゴとジョウジ?
それって生きてる人間と
やれるて事?)

「ジッ爺さん?
そっそれって
俺はまだ生きてる人間と
エッチできるって事っすか?」

あんなに怖かった
ぬらりひょんのようなジジイが
今俺には神様の様に見える。

俺は羨望の眼差しで爺さんを
見ながらそう言った。

『主風に頭の悪い言い方を
すればその通りじゃ。

しかし条件がある。
オナゴは1度でもこの
八龍に足を踏み入れたオナゴに
限る。

但し1度でもこの八龍に足を踏み入れたら
主はそのオナゴに憑いて行き好きな時に
情事を交わすことができるがそれ以外の
時はここからは出れん。
但し憑いて行けばそのオナゴの周りに
いる生きている人間にも憑くことが可能じゃ。
但し調子に乗るなよ。
主は所詮主じゃ
オナゴには色情の力強い主の霊力は通じるが
主を除霊できるほどの力持つ男には
出くわさないように気をつけるのじゃぞ。
良いな』

「そっそんなんそれで
良いっすよっ!
ほな俺ここで女の子が
来るのん待ってたらええんですねっ!」

このジジイのせいで死んだようなものの
俺だがこのジジイのお蔭でやり残した事が
山ほどある俺の人生が蘇ろうとしていると
思うと興奮がおさまらず俺はあれほど
怖かったジジイのしわくちゃの手を握り
しがみついていた。

『焦るな。焦るなドンよ・・・
まずはワシの霊力を主に与える
必要がある・・・
口を大きく開けてみよ・・・』

「えっ?あっ?
何か俺にしてくれるんっすね・・・
はい・・・

口っすね・・

あぁ?」

俺は大きく口を開けた。
何かこんな事生きていた時にも
あったような・・・

『主にワシの力を
少し分け与えよう・・・
しかし一々口を開けるのに
あぁ?とはなんじゃ~!!!』

バチーーーーンッ!!!

「ホギャァァァァァッ!!!」

爺は俺の頬を思いっきり叩いた!

(うそやん~!!!
こんなシーン生きてた時も・・・)

俺は真横に浮いた状態で
飛びながら全身にみなぎるような
性欲と湧きたつような精力が
見る見るうちに増大していくのを
感じながら飛んでいた。

『主の呆けた面を見ているとな。
力の注入にここまで叩く必要は
無かったのじゃが・・・
まあ良い。
ワシの言った事を守っておれば
主は未来永劫生きたオナゴに憑き
情事を楽しむことができる。
ただ忘れるなよ。
調子には乗るなよ。
くれぐれもな。』

爺さんはそう言い残すと俺の
目の前から消えて行った。
俺は爺さんにビンタを喰らい真横に
飛んでいたが八龍を囲む雑木林の
外側の何か壁のようなものに
ぶち当たり止まった。

そうか爺さんが女に憑かないと
ここからは出れないって言ってたから
ここが境界線か。

俺はこの八龍に住み着くことになった
わけだがこれからどんな女がここに
やって来るか楽しみに待つことにした。

【第2.5章 カワシタの野望シリーズ1人目 第1話 八龍の落ち武者カワシタ1 終わり】


八龍に住み着くこととなり

1週間が過ぎた頃にこの

八龍に初めて人がやってきた。

生きていた頃の俺と同じように

肝試しにでも来たのだろうが

あいにく来たのはむさくるしい

男ばかり3人であった。

俺はこの世の中に男ほど

嫌いなものは無いので

完全にスル―。

またふらふらと八龍を

囲む木の外へは出れないので

八龍の周りを徘徊しながら

ここへどんな女の子が

やってくるか楽しみに待つことにした。

「あ~

しかし暇やな~

そう言えば俺の

今の身分て何なんやろ?

浮遊霊?

でも自由に八龍からは

出れんから浮遊できるのん

ここだけやしな~

地縛霊?

地縛霊ほど束縛は

されてないんよな~

爺さんが色情霊に

してやるって

言うてたからやっぱり

色情霊なんかな?

爺さんが言うてたけど色情霊に

なった者と生きてる人間が

エッチしたら生きてる人間って

生きてる人間同士じゃ味わえんほど

気持ち良くなるらしいからな~

あ~楽しみや~

はよ可愛い子来んかな~」

帰り際の会話から

ヤロウ3人組は秋野、川田、黒野という

名前であったらしいが興味も無く

川田と言う色白の細い男が秋野という

長身の男に

「なんも

こわいもん

でんかったやないかっ!」

と耳を引っ張られながら

帰って行くのを見ていた。

何処の世界にもいじられ役は

おるんやな~

そういや~俺も生きてる時に

高校の時

俺が3年間モテへんかったのは

あの仲代のせいやわ~

あいつがお前かっこ悪い癖に

かっこつけんなよってことも

あろうかクラス中に聞こえるくらいの

大声で叫んでから

【かっこつけのケツオ】に

あだ名がグレードアップしてしまったしな~

そういやケツオ!

この俺にケツオッてあだ名つけたんは

あの忌々しい木林っ!!

あ~あいつらだけは未だに呪いたいわ~

あいつらいっつも美味しいとこ

もっていきやがってよ~

あ~忌々しいっ!!

しかし耳南の子は可愛い子多かったな~

斉藤由紀子とか川上裕美あたりが

ここに来んかな~

川上とか元々エロそうやけど

高校卒業してさらにエロなってるんやろな~

噂じゃ仲代とやりまくりあったらしいけど・・・

時枝理美や斉藤アズサの真面目グループも

良かったよな~バスケ部に水泳部で

2人共ええ絞まりしてんやろな~

まあでもここは耳南市やしもしかしたら

俺の学年の女子もいつかは来るかもなぁ?

いひひひひっ

こいつは面白いっ!

更に楽しみが増えてきたぞ~

いっぺん死んでみるのも悪いもんちゃうな~

あの爺さんには感謝やわ~

あのまま生きててもやりまくり人生を

満喫できたかどうかは分からんからな~

そんな色情霊の鏡のような事を

考えながら八龍の周りをふらふらしていると

何やら2組目の客が歩いて来る。

どうやら5人組のようだ。

『うお~女の子おるやんけっ!!

おっさんが1人に・・・・

あ~!!

あのゴリラのような風貌!

あれはまさしく耳南の

珍獣!冨田!

という事はあの隣で前を歩く

グラサン男!あの黒づくめは

憎き木林!!!

野郎~!!

この俺がここで浮遊しているとも

知らずにえらそうに・・・

おっ?おっ?うひょ~!!!

あっあれは・・・

我が耳南水泳部のスレンダー

のかわいこちゃん!

あっちゃんやないか!?

そっそれにもう1人背の高い見たことの

ないメガネ美女!!

こっこれは俺が色情霊になって

初めての獲物ではっ!』

俺は女の事にかけてだけは

頭の回転が速い。

爺さんに貰った

マーキングの札をポケットから出す。

爺さんが言うには

例えば女子が5人来たとしよう。

その中で3人をやりたいと思ったが

俺が憑いて行けるのは1人。

その場合残りの2人はできんやないかっ!

では無くこの爺さんがくれた

マーキング札を貼っておけば

本人は気づかないが

1人目を充分楽しんだ後に

八龍に戻ればマーキング札の

女子のとこへ飛べるという仕組み

らしい。

『全くあの爺さんは神か?』

俺はあのメガネの長身美女は

間違いなくSEXできる範疇に入る

と目を付けマーキングをすることに決めた。

まず記念すべき第1号。

色情霊ドン様の餌食になって貰うのは

耳南時代の同級生

斉藤アズサに決定した。

あっちゃん~

こんな所に来るのにそんな短いスカートに

しかもサンダルッて相変わらず天然やな~

しかしっ!おのれ~!!木林ッ!!

もしかして奴はあっちゃんの現彼氏では?

あのゴリラにそんな甲斐性はないし・・・

いやしかしっ!

あっちゃんが木林の彼女と言う事は

あのメガネ美女はゴリラの彼女か!?

まさかっ!いやしかしありえるっ!

あのメガネ美女っ!

ジャージで着ているという事は

ジャージマニア!?

耳南時代あのゴリラは

ジャージの似合う男という部門だけでは

群を抜いていた。

それは俺同様モテない奴が

唯一

人に誇れるファッションであったとの

噂が学年中に流れていた。

うお~!!

おのれ~あのゴリラにまで彼女が

出来ているとは!

この俺は死んでいるというのに~

覚えておけよ~

お前らの彼女のそのスレンダーな

ボディをしこたま

堪能させてもらうからな~

『はうっ!!』

何やアイツ

今俺の存在に気づきよったか?

あのゴリラ図体ゴリラのくせに

エライ敏感やないか!

敏感なんはお前らの彼女の

身体だけでええっちゅうねんっ!

ゴリラが俺の存在に気付いたようだが

此処には俺の様な地縛霊がたんまり

たむろしている。

その他大勢と思い

相手にもされなかった

事が功を奏した。

『しかしあのゴリラ

あんなに霊感強い

んあったら

あの爺さんに会ったら

えらい目にあうんやろな~

木林もついでに

爺さんにもってかれてしまえっ!

あっちゃんとメガネ美人は

無事に帰っておいでや~

その後にお楽しみが

待ってるさかいな~』

俺は八龍の地縛霊、

もとい色情地縛霊となり

初めてのターゲットを

偶然この八龍に現れたのが

何かの縁だろうと思い

高校時代の同級生の斉藤アズサに

決めてその次のターゲットを

俺の高校時代の同級生にして

俺に並びモテなかったである

はずのゴリラこと冨田が奇跡的に

連れていた彼女らしきメガネ美女に

ロックオンした。

そして彼ら彼女ら5名が八龍の建物内に

入って行く姿を出て来るのを心待ちにしながら

見送っていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ1人目 第2話 八龍の落ち武者カワシタ2 終わり》








もう絶対行けへんからっ!!

私は今日、彼氏?

彼氏なのかな?高校時代から

大学になっても同じ学校に通う

博喜と博喜のこれまた高校時代からの

親友の冨田君。

それに高校は違うが博喜や冨田君が

と学部が同じ酒井霧子さんという

メガネが似合う美人な子とそして

もう1人、増井さんという元

私や博喜に冨田君が通っていた

耳塚南高校の教師だった人と

耳塚市にある八龍と言う心霊スポットに

行ってきた。

サンダルはドロドロになるし

お気に入りのスカートも汚れるし

おまけに私何かに憑かれていたみたいで

わけのわからんうちに

意識がなくなっていたし

でもう散々であった。

帰りにお腹が空いたので皆で

耳塚市のみならず泉州地区で

1番と博喜が言い続けている

旭山ラーメンを食べて帰って来たので

お腹が一杯でもう眠いけど

シャワーに入らなきゃ

こんなに汚れてしまったので

眠れるわけも無く私は今

バスルームの脱衣場に居た。

大学に入り1人暮らしを始めたので

入浴の時間も誰に気兼ねする事なく

自由には入れるのが少し大人の気分を

味わえる。

(実家に居た時はいちいち親が

うるさかったからな~)

脱衣場で脱いだ服を網に入れ

洗濯機へ放り込むと

上下のお揃いの黒の下着も

同じように洗濯機へ投げ込んだ。

バスルームの鏡を見ながら

(あ~もう少し

胸あればなぁ・・・

水泳やってたら胸大きくならないって

博喜が高校の時に持村君たちと話して

いたのが聞えそれを気にして

大学では水泳部に入るのをやめたのに

私のAカップは

全然大きくならないんよな~)

脱衣場の鏡を見て大きくため息を

つくと自分のヌードをこれ以上

眺めていてもプロポーションが

良くなるわけでもないので

今日の八龍での汚れを

落とす為に浴室に入った。

私は湯船に湯を張りながら

湯船が満タンになるのを

待つ時間でシャワーを浴びながら

身体の汚れを落としていく。

一通り洗い流すとバス用の

プラスチック椅子に座り

鏡の前でボディーソープを

付けたタオルで身体を擦ろうと

思うと今何か鏡に浴室のドアが

開きそしてまた閉まったような

気がした。

(えっえっ・・・

なんなん?)

私は目の錯覚かな?

それとも閉め忘れてたのが閉まっただけよね?

でも私キチンと閉めたし・・・

今確か1度開いたよね・・・

(もう~いやや~

博喜が変な所に連れて

行ったからしょーもない

事でも余計怖く感じるやんか~

もう博喜のアホッ!)

私は気のせいだと思うようにして

そのまま身体をタオルで洗い始めた。

身体を流し座ったままシャワーに

手を伸ばし身体についたボディーソープを

洗い流す。

(ふぅ~

やっぱり気のせいやよね。

もう博喜のアホッ!)

私は全て彼氏の博喜のせいに

しながら怖さを紛らわせていた。

(しかしあの木林君と付き合う事に

なるとはなぁ・・・

う~ん・・・

付き合ってんのかな?)

私達はどちらから付き合っても

言っていないが大学が同じ大学を

受けると解った頃から良く

食事や買い物に一緒に行くように

なり木林君が

「あっちゃん」から「アズサ」

と呼ぶようになったころから

私も

「木林君」から「博喜」

と呼ぶようになっていた。

私はたまに

「アホ」

とも呼んでしまうし木林君も

私の高校の時のトラウマの

「豚に追いかけられた女」

とか呼ぶことがある。

そのたびに私は博喜の背中を

バシバシ叩いていた。

そんな関係で実は博喜とはまだ

キスしかしておらずにエッチは

していなかった。

多分博喜は初めてではないだろうし

私も実は高校の時に部活を引退し始めて

からファミレスでウエイトレスの

アルバイトをし出してそこで知り合った

大学生の事2か月ほど付き合っていた。

その時の大学生の彼氏が初めての相手で

その後その大学生の彼氏が浮気性で

どうしようも無い相手で悩んでいたのを

ファミレスの社員で副店長の

27歳の既婚者の

人に相談しその人に慰められていた時に

つい何となく2度目の経験をしてしまった。

正直その大学生の彼氏とのエッチでは気持ち

良いと思った事は無かったが副店長との

エッチは凄く気持ち良かった。

さすが大人というか初めて逝く事も

知った。

もしこのまま近々博喜としてしまう

と3人目の相手となる。

(博喜って・・・

わけのわからんことで子供みたいに

はしゃぐし変な所に思いっ切り食いつく

所が高校の時から気になってたねんなぁ・・・

そう言う所が博喜の好きな所かな?

この間電話で理美ちゃんと話した時に

言ったら笑われたねんな~

高校の時からあっちゃん木林君の事

好きやと思ってたって・・)

私は今日少し博喜に八龍に連れて行かれた

事で文句言い過ぎて叩き過ぎたかなと

反省しながら身体を流し終ると頭を洗う為に

シャンプーを手に出した。

高校の時は部活の為に黒髪で肩にかかるか

かからないくらいの長さでいつも揃えて

いたが大学に入り私は髪を少し伸ばし始めた。

今では背中に掛かるほどの長さまで伸び

少し明るめの色に染めてみた。

博喜が似合う似合うと褒めてくれたのが

嬉しかった。

私が頭を洗おうと手に出したシャンプーを頭に

つけながら頭を洗っていると

今何かが足に触れた気がした。

(えっえっ

何?今なんか当たった?)

気のせいかと思い

そのまま頭を洗い何か気持ち悪いし

さっきの浴室の入り口の事も

あり少し怖いのもあったので

急いで頭を洗い流し目の自由が利くように

したかった。

私はシャワーで頭についた

シャンプーを一気に洗い落とすと

タオルを絞りすぐに顔を拭いた時

さっきと同じ感触が今度は

太ももに1回と背中に1回

・・・

(これって・・・

人の手の感触・・・?

うそうそうそうそっ!

もう~博喜のアホ~!!

気のせいやんな~

気のせいって言ってよっ!

博喜~!!)

私は今確かに身体に触れた箇所に

自分の手をやってみる。

触れられた感触と私の手の感触

同じように感じる・・・

(何か気持ち悪いけど

自分の手で触るより

気持ち良かったかも・・・・?

って何考えてんよ~私っ

もしそうやとしたら確実に

今ここに誰か居るって事に

なるんやでっ

ってかなにこれ?

もうっ博喜の好きそうな

話やんこんなん!

神様これは私への

オカルト好きの彼氏を

作ろうとしている罰ですか~!)

いやいやいやいやっ!!

私は顔を急いで拭きながら

目の前の鏡を見るが何も

映っていない。

今私の背後には誰も

居ない事が確認できる。

(アカン完全に私の

今のノリ博喜みたいに

なってきてるっ

もうっあのアホと付き合うように

なってからロクなことないわっ)

私は怖さを紛らわせるために

オカルト関係や幽霊など物とも

しない博喜の事をばかり

考えながら早く身体温めて浴室から

出ようと思いプラスチックの

椅子から立ち上がり湯船に入る為に

湯船に手を付いた瞬間

『あっちゃん~

久しぶり~』

という声が聞えたと

思うと身体が動かなくなっていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第3話 ターゲット斉藤アズサ1 終わり》



(えっ何?

何?いったい

なんなんよ~)

私は今大学に入り

1人暮らしを始めた

泉佐川市にあるマンションの

バスルームに居る。

そして身体を洗い終え

湯船にやっと湯が適量に

張られたので湯船に浸かろうと

湯船の脇に手を掛けたその瞬間

アホそうな人の声が聞え

身体が動かなくなった。

(えっえっ?

今確か

「あっちゃん久しぶり~」

て聞こえたねんけど・・・

とても空耳のようには

思えんかったし・・・

誰なん!?知り合いっ!?

私の事あっちゃんて呼ぶんは

高校の時からの知り合い?

でもキモそうな男の声あったし・・・

そんな人知らんねんけど~

ってか何でこんな態勢で

動かれへんなるんよ~

これ金縛りってやつなんっ!

金縛りって寝てる時に

なるんちゃうんっ!

いやや~もうっ)

私は今まで金縛りに何て

なった事も無かったし

博喜や冨田君のように

そっち系の知識なんて

全くないしこんな時に

どうすれば良いかなんて

知るはずも無い。

ただ知っていたとしても

そもそも動けないので

何もできないと思う。

ただ目は見えるし

口は・・・

あっ・・・

声でないみたい。

口は動かないみたいだった。

私は湯船の淵に両手を付いた

まま浴室の壁しか見えない状態で

動けずそして聞き覚えもない

わけのわからない

アホそうな声が聞えたこの状態で

何もできずにいた。

するとまたアホそうな声が

聞こえる。

(もしかしてさっきの足とか背中への

手の感触もコイツ?

いやや~絶対キモイって!!

もう~今日八龍なんて

行ってきたからちゃうん~!!

博喜のアホ~!!)

『あっちゃん~

相変わらず細いな~

くびれとか最高やん~

さすがに水泳で鍛えた

身体は美味そうやな~

大学入って髪のばしたんや~

ふ~ん。

へ~あっちゃんて

こんなオメコしてたんや~

毛はまあまあ薄い方かな?』

(ちょっと誰なんっ!!

てかこの声・・・

聞き覚えあるんやけど・・・

もしかして・・・

え~!!!

なんでなんっ!!

うそっほんと!?

うそっ!?

かっ河下君!?

の声にしか・・・

ていうか

喋り方とか・・・

そっくりていうか

本人の声?

えっえっ!?

理美ちゃんの話じゃ

今入院中って・・・・)

『あっちゃん~

木林と付き合ってん?

もうエッチしたんかな~?

まあええけど

あっ俺の事誰か分かってる?

そうや今金縛りかけさせて

もらったから喋れんねんな~

俺金縛りも初めて

つこたから

良くわかってへん

から何で無視されてんかと

思ってんけど

あっちゃん高校時から

変わらずスタイルええな~

こんな身体あったんやな~

ちょっと早速味見を・・・』

ペロペロペロッ・・・

チュプチュプッ・・・

(うそ~!!!!

いやいやいやいやっ!!

ありえへんねんけど~!!

きゃ~!!

キモイッキモイッキモイッ!!!

河下君に舐められてるって

アソコッ!!

うそっ!!

なんでなんでなんでっ!!)

前の浴室のクリーム色の壁しか

見えない状態の私の背後から

感じる明らかな気配に声は

ついには私が湯船の淵に

手を付き立ったまま

後ろに下半身を突き出した

ような態勢で金縛りにあった

ままの状態なのに

私の股間を舐めている?

ような感覚を与えて来る。

意味が解らない。

声や話し方は明らかに

高校時代に2度同じクラスになった

事もある河下君のように感じる。

クラスのみんなで遊びに行った時や

花火やカラオケなども博喜達と

一緒に良く行った仲では

あるがただの同級生以上の

関係では無かった。

どちらかと言えば私と同じ名字の

斉藤由紀子ちゃんや

友人の理美ちゃんとか

からは

「カツオきもい~」

とか

「河下君って

女子意識し過ぎ」

とか言われていて女子からは

人気が無かった気がする。

そんな河下君が何故か今

私の浴室に私と一緒に居て

私の股間を舐めている・・・?

(うそやんっ!

もういやや~!!!

これって・・・

金縛りになってるし・・・

河下君がここに居る事

事態ありえへんねんけど・・・

考えられるのは・・・

河下君が死んだ?

それで私の所に

出てきたん~!!??

なんで~!!

河下君

気が多い人あったけど

同じ斉藤でも私やなく

由紀子ちゃんとかっ

そっちのグループの子に

いってたやんか~!!

いややっいややっ・・・

あっあぁ・・・

うそっ気持ちいいっ

こんな状況でなんでなん・・

あっいややっ・・・

あぁ・・・・)

ピチャピチャピチャピチャッ・・・

『あっちゃんって

こんなに濡れやすいん

あったらもう処女ちゃう

ねんやろな~

まあもう19歳やしなっ

そりゃそうやわな~

しかしあっちゃん濡れ過ぎ

ちゃうん?

実はスケベあったんや~』

ジュプジュプジュプジュプッ!!

河下君らしき声の主が

信じたくないけど私の

アソコに指を入れてきた

感触を感じる。

しかも何故かさっきの

舐められている時から

信じられないくらいに感じてしまう。

私は今まで都合2人の男性と

エッチをしたことがあるが

今までで気持ち良いと思った

事は1度だけだった。

しかし今私が受けている

指での股間への愛撫は

その比じゃない程の

快感を与えられている。

(うるさいっ!

スケベとちゃうもんっ!!

あっあっあぁっ!!

でもっでもっ!!

なにこれっこんなん初めてやっ!!

あっあああっ!!

河下君なんかにっ!!!

あぁっ!!

いややっいやいやっ!!

絶体嫌や~!!)

クチュクチュクチュクチュッ!!!

『やっぱり爺さんの言う通りやな~

生きてた時より俺

感じさせれる

ようになってるわ~

あっちゃん気持ちええやろ~?

しかしあの斉藤アズサが

こんなに濡れるとはな~

生きてたら絶対あっちゃんの

オメコをこの距離で見て

ましてや指を入れる事なんて

無かったからな~

あ~やっぱり死んでも

幸せってあるんやな~

あっちゃん!

逝ったことはあるんか!?

今からこのカワシタもとい

爺さん曰くは色情霊のドンが

逝かせたるからなっ!!』

(ひぃぃぃぃっ!!

やっぱり河下君や~!!

しかも死んでるしっ!!

あっあぁぁぁっ!!

あかんあかんっ!!

ホンマに逝きそうやっ!!

私まだ博喜とも

エッチしてないのにっ!!

その前に河下君なんかに

逝かされたくなんかないって!!

あぁぁぁぁ!!

ちょっと待ってっ!!

あかんっ!!

うそ~!!

なんか出るっ!!

何か出そうやってっ!!

あかんっ!!

河下君っ!!

やめてっ!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

あんっ!!)

ピシャ~!!!!!!

『お~!!!

さすが水泳部っ!!

よう出たな~あっちゃんっ!

斉藤アズサの潮吹き完了っと。』

私は股間から大量に

尿で無い何かが噴き出る

感覚を味わった。

(うそ・・・・

うそ・・・

これが潮吹き・・・

はぁぁぁ・・・

こんなんもういやや~

夢やんな~

しかもまだ動かれへんしぃ

動かれへんから余計

何か気持ち良さをまともに

受けてる気がするし・・・

あ~博喜~助けて~)

『さあ。

あっちゃん。

生きてる時に

こうしてしたかったけど・・・

まあそれはそれで

あっちゃんの

この指1本でも

ギュウギュウ絞めつけて来る

オメコの味を

味見しようかな~

おっ!おおっ?

なんやこれっ!?

チンポのデカさが

生きてる時の倍くらいに

なってらしゃよ~!!

うお~マジかっ!!』

(ちょっ・・・

なんなんっ・・・

何となく流れ的に

やられるのは解ってたけど

何をそんなに喜んでんよっ

河下君のアホッ!!

声しか聞こえへんとか

めちゃくちゃ不愉快なんやけど・・・

もうっ幽霊に初めて

潮吹かされた子とかおるんかなぁ・・・

もうっこんなん博喜にも

言われへんよ~)

『さあ。

記念すべき第1人目を

頂きます。』

河下君の両手が私の両腰に

当てられる。

(あぁ・・・

うそやんっ!!

ホンマに幽霊とエッチなんて

成立するんっ?

しかも知り合いとか

ありえへんねんけどっ!

いややっあぁぁ・・・)

動けないし叫べない

どうする事もできない私は

いよいよ腰に手を当てられ

覚悟を決めていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第4話 ターゲット斉藤アズサ2 終わり》



「いや~!!!

やめて~!!

カツオのアホッ!!

やめてやめてっ!気持ち悪い~!!

だからケツオって言われんねんっ!!

あっあれ?しゃべれてるっ!」

思わず心で叫んだことが

声になっていた。

そして湯船の淵を掴んでいた

手も動かしてみると

動くみたいだ。

(やった!金縛りとけたっ)

そう思った瞬間・・・

『あっちゃんもやっぱり

そう思ってたんや~

まあ俺もう死んでるから

ええけど~

あっちゃんは真面目グループの

子で俺に対しても悪い事とか

言わん子あったから

少し心痛んでたけど

これで心おきなく

やれるわ~』

河下君・・

いやカツオ・・・

もといケツオが私の腰を

握る両手にグッとより

強く力が入ったと思うと

股間に痛みが走る。

メリッ・・・・

ミチミチミチッ・・・

グチュチュチュチュッ・・・

ズブブブ・・・ズブリッ!!!

「いや~!!

いたいっいたいっ!!

ああっ!!いやっやめて~!!

河下君っ!!ごめんごめんってっ!

あぁぁぁっ!!いたっ!いたい~!!

きついっ!!太すぎるからっ」

私は怖くて振り向くことも

できずに股間にケツオの物が

入って来てせっかく

金縛りが解けたのに

動く事もできずただ湯船の淵に

しがみついたまま

叫ぶしか出来なかった。

『あっちゃん~

今さら遅いって~

それに俺もう死んでるし

女子にモテへんかっても

かまへんねん。

あ~

しかしっあっちゃんは

絞まりええやろな~

て思ってたけどこれは

格別やな~

それに俺

何でか色情霊に

してもろて

チンポが倍くらいに

デカなったからこんなん

誰に入れても絞まるやるな~

あぁ~それにしてもあっちゃんは

キツイッ

やっぱり水泳女子は

絞まりがええんやな~

まだ半分くらいしか入らんわっ』

ズブブ・・・ズブブ・・ズブブ・・・

ケツオが私の腰を両手で

掴み腰を押し付けるように

ケツオの物を押し込んでくる。

私は今までその部分には2種類の

男性器しか入ってきたことがないが

その2種類は差こそあれど同じ

ような感じで男性器とは入ると

そういうものだというだいたいの

認識は持っていた。

しかしケツオのそれは幽霊だからか

ケツオだからかは私などに解るはずも

ないが今まで挿入した2本とは明らかに

異なる物であると思った。

とても同じ生き物の物とは思えないほどの

太さや長さの違い。

侵入してくる範囲の広さ、突き進んでくる

領域の深さ、それに私の膣内を容赦なく

こじ開けてくる厚かましさに膣内の壁を

擦るケツオの物のくせに快感を与えてくる

生意気さ。

最初の入り口付近では初めての時のような

痛さも感じたがケツオの物が厚かましくも

私の膣内に我が物顔で押し入って来るにつれ

私の数少ない経験では到底感じたことの無い

性感が膣内から身体全体にかけてまで

広がり私は全身の毛穴が開き切り寒気が

した瞬間鳥肌が立っている事に気づいた。

「あぁぁぁぁぁ!!

いやいやっ!!

抜いてっ!!

河下君っ!!

アンタ死んでんやろっ!

あっあんっ!深いからっ

そんな所まで押し込まんどいてよっ!!

あっあぁぁぁっ!

あっあっあぁっ

はよっはよ成仏しいやもうっ!!

うわぁぁぁぁっ!!

あぁぁぁっ!!

あっあんっ!うそやんっこんなん

私知らんっこんな入れられ方

初めてっ・・・

河下君のんで

こんな気持ちに

なりたくないねんっ!!

お願いっ!抜いてっ!!

あっあぁぁっ・・・うそっうそっ!!

あぁぁ信じられへんこんなんっ!!」

『いくで~あっちゃんの

彼氏風に言うたるわっ!!

最奥へチェスト~!!!

ははははっ

似てたやろ~!!

あのアホの木林の言いそうな

事やっ

あっちゃん

しかしよう絞まるな~

もっとこのドンペニス

略してドンペニの

サイズを馴染まさんと

ドンマッハ突きが

できへんな~』

ズブッズブッ

ズドンッ!!!

ケツオの物が

私の膣のおそらく

一番奥の壁を直撃

した。

私は今までで感じたことの

ない衝撃が全身を駆け巡り

身体中に電流が流れる感じって

こんな感じなんかと思うような

痺れを感じ今までの逝った

感覚とはまた違う種類の

逝った感覚を味わった。

「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!

当たったっ!!

当たるっ!!そこっそこっ

そこせんどいてっ!!!

いや~!!!

あっあああぅ!!いっ・・

逝きそうっ!!

逝きそうやからっ!!

きゃぁぁぁぁっ!!あんっ!!」

『あっちゃん

また潮吹いたんちゃうん?

俺のドンペニに

何か凄い逆噴射が

来たんやけど・・・

まあこんなに垂れ流しに

あっちゃんの汁が出てたら

潮かスケベ汁かわからんけどなっ

さあそろそろ馴染んできたし

今からこのドンマッハ突き。

あっちゃんの小尻を掴み

バックからスペシャルを

くらわせたるから~

覚悟しいや~』

ケツオが私の腰を押し

両方の私の尻肉を鷲掴みに

すると挿入したままの

ケツオの物で吊り上げるように

お尻の位置を上げさせるように

する。

ケツオの物に操作されている感じが

凄い嫌だったが私は股間から感じる

快感と先程膣内の奥をケツオの物に

制圧されてから感じる全身の痺れから

湯船の淵にしがみつき下半身をケツオに

預けた態勢から動けずにいるので

金縛りではないのにどうする事も

できずに居た。

「やめて・・・

河下君・・・

はぁはぁはぁ・・・

あぁ・・お願い抜いて・・・

私が何したっていうんよっ・・

はぁはぁはぁ・・・」

『うん?

特に何にもしてへんよ。

強いて言えば俺にケツオ

何てかっこわるいあだ名

つけたあの木林と付き合い

八龍に来たのが運悪かったなぁ~

まあ俺には運が良かったんやけどな

さあ、あっちゃんにあの世の快楽を

味合わせてあげるからっ

死にはせんから安心してええよ~

八龍の爺さん曰く凄い気持ち

いいみたいやからっいくで~!!』

「えっえっ!!

どっどういう事なんっ・・・

ちょっとやめてっやめ・・・・・

ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!

うわぁぁぁぁっ!!

あああっぁぁぁっ!!!

うそっうそっ!!死ぬってっ!!

ああああぁぁぁぁっ!!

何が死ねへんよっあああっ!!!

あかんっあかんってこんなん死ぬからっ!!

うわぁぁぁぁぁっ!!!」

バスンバスンバスンバスンバスンッ!!!

グチュグチュグチュグチュグチュッ!!!

私の部屋の浴室は私の悲鳴と

ケツオが私にとても人間の所業とは思えない

速さの打ち付けで奏でる肉のぶつかり合う音。

それに未だかつてここまで潤滑液を放出した

事の無い私の股間から一生分出たのではないかと

思うほど次から次へと溢れ出る私の液体の

飛び散る音が浴室の音がこもりエコーの

ように響かせる音と化し私の耳に届く。

その全ての音を現実のものだと思いたく

無く認めたくない私は八龍に行って怖い目に

合ったからこれはこういう怖い夢を見ているの

だと思う事にした。

夢なら・・・

夢って・・・?

夢ってこんなに気持ち良いの?

そう気持ち良すぎるのだ。

その膣内から感じる人が感じれる快楽の

範疇を明らかに超えているのではないかと

思えるほどの感覚はもう真っ白に

なってきている私の頭では理解の枠を超えていた。

バスンバスンバスンバスンバスンッ!!!

バスンバスンバスンバスンバスンッ!!!

「おら~!!

あっちゃんいくで~!!

ドンマッハ突きの

フィニッシュや~!!!!」

「はぁはぁはぁはぁっ・・・

ひぃぃっ・・ひぃぃっ・・

はぁっはぁっ・・・あああっ!!

いやっいやっ・・・

やめてっ!!中はいやっ!!

あぁぁぁぁっ・・・」

私の膣内の熱い何かが注ぎ込まれた

そしてその余韻を楽しむかのように

ケツオが物凄い膣内で存在感示す

ケツオの物をこれ以上奥がないのに

さらに奥に進ませようとするように

私の尻肉を鷲掴みにしながら

押し付けている。

そしてその後ポンッ

という音を立てて抜くと私の股間から

噴水のように何かが放出した。

私は涙が止まらないが後ろ手で

股間を確認したが男性が放出した時に

出るあの白い液体は手に付かなかった。

「はぁはぁはぁ・・・

ケツノのアホッ・・・

はよっ・・・

消えてよもうっ・・・

用済んだやろ・・」

(あれ中で出されたと

思ったけど・・・)

『うお~

中だしした感覚はあったのに

やっぱり俺死んでるから

精子は出んのやな~

でも中だしした気持ちよさは

あったわ~

あ~スッキリッ!

あの斉藤アズサと出来るなんて

最高あったわ~』

私はしゃがみ込み湯船に

両手を枕の様にして

顔を伏せながら腰に力が

入らず身体に力も入らないが

河下の幽霊に犯されたという

事が現実でリアルであると言う事だけは

まだ何かが入っているような感覚が

する私の股間の痺れがそれを物語っていた。

『あ~

あっちゃんええ尻してたわ~

絞まりも最高っ!

でも散々ケツオいうてくれたよな~

あっちゃんはそんな事いう

子や無いと思ってたのにな~』

(もうっ

はよ消えれキモイッ・・・)

私はケツオに犯された

ショックとケツオごときに

逝かされ今までで1番気持ち良い

と思ってしまった自分自身の

身体への嫌悪感それに未だに

信じられないこの出来事から

中々気持ちの整理がつかずに

パニックになりそうなのを

幽霊ではあるが元同級生が

私を犯した元同級生の

河下がまだお互い全裸で同じ

浴室で居ると言う事実が

私にギリギリの正気を保たせていた。

しかしケツオの戯言にもう

反論する気力は失いかけていた。

『そうやっ!!

あずさ~!

お前の彼氏が俺に

ケツオとか言うあだ名

つけて俺の高校生活に

ピリオドを打ちよったからな~

変わりにお前に責任取らせたるわっ!!』

(えっえっ?

そんなんもう散々私の事

犯したやん・・・

もうこれ以上私になにせいって

言うんよ・・・

てかまだ消えへんの~)

やっと終わったと思っていた

悪夢がまだ終わりそうにない

事を湯船にうなだれもたれかかって

いる私に予感させていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第5話 ターゲット斉藤アズサ3 終わり》






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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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