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この度は私千景が冨田武市さんのホラー小説扉の
大人の描写が必要な本編で書けなかった部分を
書かせて頂くことになりました。

内容は全て冨田武市さんから指示を頂き
私はただ描写しているだけでありますが
受注を受けるたびにその都度急ぎ
書き上げ更新していきたいと思っております。

私も今回の作品に参加させて
頂くにあたり冨田武市さんの
ホラー小説扉を3回は繰り返し
読ませて頂き凄く魅力的な
登場人物が多く出演されているので
作品に参加させて頂くのを
楽しみにしておりました。
扉本編につきましては
この度相互リンクをさせて
頂けることになりました
『ゴリラと木林の心霊オカルト研究所』様で
連載中でございますので
こちらを先に読まれた方は本編を
お楽しみ頂ければより扉裏口も
楽しんで頂けるかと思います。

扉本編を読まれている方が
がっかりされないように精一杯
書かせて頂きますので
どうか宜しくお願い致します。
【この回で書かせて頂く内容は扉本編中の第1章3話で
木林と武市が北尾のマンションに乗り込んだ後マンション
のオートロックを解除する為に木林のアルバイト先の客で
ある北尾と同じマンションに偶然住むヒカルに開けてもらい
北尾の部屋に乗り込んだ後に木林がヒカルの部屋に戻って
行ったシーンの本編で描けなかった部分です。】

しかしさっきの北尾の部屋はいったいどうなってんのや?
俺は武市と北尾と別れた後、俺達の為に北尾の住むスカイハイツ
鶴澤のオートロックを解除してくれた、もとい解除する為に
利用してしまった俺のバイト先【レディースBARロビンフッド】
のお客様であるヒカルさんの所へ行く為に、再度あの禍々しい
色のしているマンションへ戻ろうとしていた。

ロビンフッドのマスターのシンジさんにも水商売の
お客様は自分のお店終わったらノリで来てくれる
けど普通のOLさんや主婦の方はわざわざ来てくれて
るんやから特に大事にしろと言われているしな。
ヒカルさんは俺のお客さんでも特に美人やし
ここはあの禍々しい色したマンションに突入して
でも会いに行くのが真の男というもんや。

ヒカルさんは普段はスポーツジムのインストラクターを
している。
普段から身体を動かしているだけあり多少胸は
小さめであるがそれを差し引いても抜群の
プロポーションを保っている。
出身は京都で高校時代からやっていたダンスを大学で
する為にこっちの大学に来てそのまま将来なりたかった
職業であるスポーツジムのインストラクターになり
この鶴澤に住むことになったらしい。

大学時代に仲の良かった友達の大半が地方から出て
来ていた人が多くその友達の人達がこぞって卒業と
共に地元で就職してしまい地方へ帰られたとの事。

そんな中寂しかったヒカルさんはロビンフッドへ
飲みに来るようになり俺がロビンフッドでバイト
し始めた時には既に常連さんであった。

マスターが言うには俺は年上の水商売では無い
OLさんの方が合うだろうとマスターのはからいで
俺がロビンフッドにデビューしたその日にヒカルさんに
付けて貰った。
レディの扱いには自信があった俺も京風美人の
ヒカルさんには最初は緊張したが会話の中で
ヒカルさんが

「私京都から来たんよ~
今はずっとこっちやけどね。」

と話してくれた返しで

「ホンマですかっ!
なんや~京風美女やと
思ってたんですがホンマに
京都出身あったんですね~
僕大和撫子と言う方に
始めてお会いしましたわ~
うお~今日はめっちゃラッキーな日やぁ」

の台詞に大うけしてくれて一気に仲良くなれた。
それからはずっと指名で来てくれて俺もヒカル
さんを接客できる日は正直気を使わなくて
良いから楽だった。

しかし俺とヒカルさんは付き合っているわけでも無い。
ヒカルさんと初めて店で会い1か月後くらいに
ヒカルさんが酔った日に家まで送って行った時
始めて肉体関係になってしまったが
ヒカルさんは俺に彼女が居ると思っていて
付き合う云々の話には進展していない。

彼女なぁ・・・
どうなんやろ?
俺には高校の時からの腐れ縁のような
関係の子が今同じ大学に居る。
豚に追いかけられるようなアホな女の子では
あるが正直好きか嫌いかと聞かれたら
好きなんだろうと思うがまだSEXも
していないのに相手が勝手に彼女と思い
この俺に色々面倒事を持ち込んでくる
女の子である。

しかしそれを否定も拒否もしていないのだから
この俺も彼女と認めているのかな?
まあ微妙な関係なのである。

俺はスカイハイツ鶴澤の
玄関口で今日二度目となる
ヒカルさんの部屋番を
プッシュすると

「ヒデ君!
おそいよ~!
ってか何でヒデ君また外に居るん!?」

ヒデとは俺がロビンフッドで働いている
時の名前だ。

男であってもそう表現するのか
どうかは知らないが所謂源氏名である。
マスターのシンジさんに何か名前を考えろと言われた時に
咄嗟に思いついたのが弟の名前だったので拝借した。

第一声が若干キレ気味のヒカルさんだったが
また外に居ることの方に疑問が湧いたのか
語尾でトーンが下がりこれは十分収集がつくレベル。
俺は全容を話す訳にも行かないので咄嗟に嘘はつかずに
ヒカルさんを宥める言葉を考える。

「ホンマ遅くなってごめんっヒカルさん。
さっき言うてた俺の友達がな~
わけの分からん事言うて大学辞める言い出して・・・
それで友達と2人であの手この手で説得したんやけど
エライへこんでてなぁ
そいついっつもメガネめっちゃ
光ってる奴やのに
今日はメガネもエライくすんでてな~
家で1人で置いとくと死にかねんから
実家が近くやさかい今実家に送り届けてきたねん。
それで急いでヒカルさん所へ戻って来たから
また外やねん。
ホンマごめんっ!」

俺は必至でインターフォン越しに
弁解した。

ガチャッ

オートロックの施錠が開錠された音が鳴る。

「ヒデ君のそういう友達思いの所・・・
好きかなぁ・・・
早く来てね。」

「あっうんっ!ダッシュで行くからっ!
エレベーター使わず階段駆け上がるよっ!」

災い転じて福と為し過ぎやろっ!
さっきの俺の言い訳で
ヒカルさんのポイントあがってんよ~
俺は天才か~!
そう思いながら本当に階段を駆け上がる俺。

というのもあのエレベーターは武市がヤババイと
言っていた何かが居たので正直俺には見えんが
今さっきエレベーターの前を駆け抜けた時もまだ
暗く見えたのでヤババイ事には変わりないので
使わないに越した事はない。

まあ何が出て来てもレディを目の前にした
この俺の邪魔をする輩は生きてる人間であろうが
死人であろうが霊体であろうが蹴り倒すことに
変わりないけどな。

そうは思うが本当にこの北尾やヒカルさんが住む
スカイハイツ鶴澤はヤババイようだ。
ヒカルさんの部屋は7階。
俺は今5階まで猛ダッシュで駆け上がったが
どの階も暗く見える。
武市の様に何が居るかまでは見えないが
俺にはヤバイ場所に行くとこの愛用の
特注の踏んでも折れないカーボン製の
度入りグラサンが前が見えない程に暗くなる。

「アカンわ。
まだ暗いやんけよ~
しかしこんなヤババイゾーンに
ヒカルさん住んでて大丈夫なんかな?
ここはこの俺が男としてヒカルさんだけは
守らななぁ・・・
まあ北尾はその次やな。
美貌の違いよ
北尾お前には武市がおる。」

俺は6階から7階に駆けあがり
そんなアホな独り言をつぶやきながら
ヒカルさんの部屋の前まで辿りついた。

このフロアも他のフロアと同じく暗く見えるし
ヒカルさんの部屋もまだドアが
開けられていないけど暗い。

俺はインターフォンを押すとしばらく
して中から光さんが鍵を開けてくれた。
ドアが開くと俺の手をいきなり何かが
引っ張り部屋に引き込む。

「なんやっ!
どこのどいつやっ!
こらっ!レディの部屋で・・・」

「ヒデ君・・・」

「あれ?
あっ・・・
ヒカルさん・・・」

えっ?今俺は何か変な冷たい手に
腕を掴まれ部屋に引き込まれた気が
したんやが・・・
気のせいか?

しかし思った通り北尾の部屋程では
ないがヒカルさんの部屋も暗い。
既にグラサンは外していたので
やや視力は下がるが暗いよりは
いくらかはマシで十分見える。

ヒカルさんの部屋は電気がついて
いるのだがそれでも天候が悪く
曇りの日の昼の閉め切った部屋の
中くらい暗い。

「どうしたん?ヒデ君っ
怖いよ~」

ヒカルさんっ・・・
何で下着姿なん?
いやそりゃ・・
俺もやる気満々で来たんやけど・・・

ヒカルさんは上下お揃いの黒の下着姿で
部屋で居た。
既にもう数回肉体関係はある仲とは
いえヒカルさんは良識ある社会人で
しかも大和撫子なのだ。
そして決してロビンフッドのお客様の中でも
エロキャラでは無い。

「いや・・・
ごめん。ヒカルさんが今俺の手を
引っ張ったんやでな~?
何か誰か他の人に引っ張られた気がしたねん。」

「えっ?私?
引っ張っていないよ~
もうっ怖い事言わんといてよ~ヒデ君っ
さあそんな所に立っていないで早く~」

今度は本当にヒカルさんの温かい手に
引かれて俺はヒカルさんの部屋に連れて
行かれた。

やっぱり何かおかしいなぁ・・・

この部屋もヒカルさんも・・・

俺はそう思いながらヒカルさんといつも
食事やお酒を楽しんでいるリビングの
ヒデ君専用と言う張り紙が張られてある
カエルの形のした椅子に座る。

「ははっ・・・
ヒカルさん?
俺はめっちゃセクシーで
嬉しいんやけど・・・
今日は何で既に下着なん?」

「えっ?
あっホントや・・・
私何で下着なんやろっ・・
・・・・
あっそうやねん。
ヒデ君聞いて~
さっきねヒデ君が最初に家に
来ようとしてくれて友達の
所に行くって電話くれたでしょ?」

えっ?
自分が今下着姿って解ってなかったんか?
ヒカルさん・・・

何かさっきの北尾ほどではないけど・・・
何処か変やよなぁ・・・
まあ北尾が変なんはいつもの事やが
ヒカルさんはいつもまだ学生である
俺に社会人としての
マナーすら教えてくれるほどまともな人
やさかいなぁ・・・
ことさら気になるなぁ・・・

しかもいつもの清楚な和風美人のヒカルさんやなく・・・
何処かエロさ2割増しというか・・・

ヒカルさんはダンスをしていたけあり凄く
身体が柔らかく経験も豊富で
性技にも長けていたが
普段はそんな風には見えない。

俺より6歳年上の24歳。
慣れていて然るべきなのだが・・・
今日はたまに酔って俺がお持ち帰りされて
しまった同じテナントのスナックで働く
10歳くらい年上のお姉さま方と居るような
気分である。

「うっうん。」

何かを急いで俺に伝えたいのか
ヒカルさんは俺の隣に座り
服を着ようともせずその艶めかしい
肢体を黒の下着のみで隠した格好で
矢継ぎ早に話す。

「それでヒデ君と電話を切った
後ね。
急に何か眠くなっちゃって・・・
私そのまま寝てしまってたねん。」

ヒカルさんはここで少し会話のペースが
落ちそれに比例し明るく高めの声の
トーンも落ちる。

「うん。それでっ何かあったんか!?」

俺は無意識にヒデ君専用のカエルの
椅子から身を乗り出し北尾の耳を
引っ張る時くらい勢いづいていた。

「えっ?どうしたのっ!?
ヒデ君っ私まだ何も言っていないのに・・・
どうしてそんなに怒ってんの?」

俺が心配そうに怒りに満ち溢れた表情で
ヒカルさんの話の続きをせかしたのが
ヒカルさんには奇妙に映ったのか当たり前の
ように突っ込まれる。

俺が焦っていたのは先程、北尾のマンションで
経験した北尾に現在進行形で降りかかっている
霊障にその霊障がこのマンション全体に降りかかって
いる事を身をもって感じていたからであろう。

「いや・・・
何かヒカルさんの様子が・・・
その・・・
心配でな・・・」

北尾の耳を引っ張るような俺の
勢いもひとまず収まり今度は
落ち着いた表情で心の底から
そう思ったのでそのまま伝えた。

「ヒデ君・・・」

ヒカルさんは何か怖い目にあぅたのか
隣に座ったまま俺の手を握り話し出す。

「そう。
それでね・・・
急に眠くなり寝ていたんだけど・・・
私生まれて初めて金縛りなのかな?
あれが金縛りなら金縛りに
なっちゃって・・・」

うお~!やっぱり・・・
ヒカルさんにまで霊障がっ!
北尾許すまじっ!
俺は何故かヒカルさんへの霊障の
怒りの矛先を北尾に向けていた。

【スカイハイツ鶴澤の美女ヒカル1 終わり】



俺が理不尽な北尾に対する
怒りで握り拳が反り返って
いるとヒカルさんが
恥ずかしそうに言葉を
続けた。

「あの・・・
今から私かなり変な事話すと
思うんやけど・・・
その前にヒデ君ってね。
幽霊とか信じるタイプ?」

やっぱり霊障やんっ!
おのれ~!
北尾め~!
よもやヒカルさんから
幽霊という言葉が出るとは
思っていなかったが
今のこの禍々しいマンション内で
なら普通の人であるヒカルさん
からその言葉がでるのも頷ける。

しかしこのマンションに住む
人間から短期間に2度も
幽霊を信じるかと聞かれるとは
それもこの木林に・・・

俺は親指を立て
ヒカルさんに

「ヒカルさんっ
オフコースやでっ
それが幽霊でも宇宙人でも
ジャワ原人でも
この俺は信じるよ~
ヒカルさんの言う事ならね」

「ぷぷっ
ヒデ君と話していたら
何か怖い気持ちも無くなって
きたよ~
もうっ本当にヒデ君って
面白いし・・・
頼りになる子やね。
6歳も年下と思えないよ」

ヒカルさんはヒカルさんの
横に座る俺に身を寄せて来て
俺の頬に口づけをした。

チュッ・・・

俺は黒のセクシーな下着姿の
ヒカルさんの体温を感じながら
のヒカルさんの口づけにより
今すぐにでもヒカルさんの
ナイスなボディに飛びつきたい
気持ちで一杯であったが
この俺がヒカルさん宅に
来る前に俺の愛するヒカルさんに
何があったか?

北尾のせい⦆でどのような
霊障が降りかかったかを
聞き出す必要があった。

(幽霊か宇宙人か知らんがな~
俺の大事なお客様にましてや
この俺のロビンフッド初の
お客様のヒカルさんを怖がらせる
カスはこの俺が蹴り倒したる。
ついでに北尾は耳100メートルの
やっ!)

何に対して怒れば良いか的が定まらない
俺はとりあえず幽霊に宇宙人に北尾に
矛先を向ける。

「いや・・・
ヒカルさんっ
めっちゃ嬉しいんやけど
・・・
その俺が来るまでに何があったん?
その金縛りの後っ」

俺が下着姿の美女を前に
事を為さずに優先するほど
ヒカルさんの身に起こった
事を心配していた。

「うん・・・
私ね・・・
ヒデ君の電話を切った後
ベッドでは無く
ここでクッションを枕に
寝ていたの・・・
そうしたら急に目が覚めて
身体が動かなくて・・・」

うんうん。
そこまではさっき聞いたし・・・
その後やねんっ!

俺はイライラしながら
首が取れるのではないかと
思う位縦に振り続け頷いた。

「するとね・・・
耳元かな?
何か頭の中に話しかけられている
ような気もしたんやけど・・・
ひかりちゃんみ~つけたっ
って声が聞えたねん。」

俺は首を傾げながら

「ひかりちゃん?」

と聞き返した。

「あっうん。
ごめんね。
ヒデ君には初めて話すんやけど
私大学の時にGENZ,BARって
所で生活費稼ぐためにアルバイトを
していたねん・・・
そこでの名前はヒカリあったから。」

「なるほど・・・」

俺がヒデって名乗ってるようなもんなんやな。

「それで
身体が動けへんから
その声が凄く近づいてくるのが
怖いし・・・
でも逃げれないしで・・・
私ヒデ君助けて~っ
て叫んだんやけど声も出なかったの・・・」

ヒカルさんが俺に抱き着いて
来て怯えながらその後の全容を話して
くれた。
俺達が北尾の部屋で居た頃
ヒカルさんの部屋でもまた
忌々しい霊障が確かに起こっていたようだ。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

(いやっ誰っ近づかんといて~
いやっヒデ君~!助けて~!!
ダメっ身体も動かないのに声も出せないっ
これが金縛り!?)

『ヒカリちゃん~
やっと会えたわ~
もうヒカリちゃんに
会いとうて~
会いとうて~
どれだけ彷徨っていたか~』

(だっ誰なん!?
でも私の事ヒカリちゃんって
呼ぶって事は
GENZ,BAR時代のお客さん
しかいないし・・)

誰かは解らないが動けない私の
身体に触れた気がした。
二の腕辺りに感じたその感触は
明らかに生きた人間の体温では
無かったが人間の手の感触で
ある事だけは解った。

(えっ!?えっ!?
幽霊!?幽霊なん!?
うそっうそっうそっ!!
キャ~!!ヒデ君っ!!
いやいやいやいやっ
本当に誰!?GENZ,BARの
お客さんだったら何で!?
もしかしてあの時のお客さんで
私が辞めてから誰か死んだん?)

『ヒカリちゃん~
ヒカリちゃんが大学卒業して
店辞めるまでに1度やらして
くれるって言ってたのに~
急に辞めたら電話番号
変わってたやん~
嘘はあかんな~
ヒカリちゃん~』

(あ~!!
そんな事冗談で言った・・・
安井さん・・・
え~!!
安井さん死んだん!?
ってか安井さんって50代で
独身で小さな文房具屋の社長の!?
あの安井さんが死んで私の所に
来ているわけ?
いやいやいやっ触らんといてっ!
誰がアンタなんかにやらせるんよ~
あんなん飲んでる席での冗談に
決まってるやんか~)

私の二の腕に触れる感触は
最初は冷たかったが徐々に
私の体温が伝わっていったのか
人肌の体温になっていく
ように感じる。
金縛りにあっているからなのか
動けないのにタンクトップから
覗く私の二の腕に触れる
人肌から感じる感触は通常の
それより凄く鋭敏に感じた。

『ヒカリちゃん~
体大でダンスやってた時より
少し太った~?
この辺りとか?』

(いや~
触らないでっ!!
安井さんっやめてっ!!
私今からヒデ君と
エッチする予定で
あんたなんかとする気
ないんやからっ!
ってかあんた死人やんっ!!
死人が勃つわけないやんっ!
もうやめてって・・・
あぁ・・・
触らんといてっ!!いや~!!)

GENZ,BARの時のお客さんの
1人安井さんと思う幽霊が部屋着の
デニムのホットパンツから覗く私の
足を撫でまわすように触る。

やはりさっきの二の腕の時と同じように
神経がむき出しになってるんじゃないかと
思うほど触られている感触を強く感じる。

『ほら~ヒカリちゃん~
あれからちゃんと運動してないやろ~
あんなに痩せていたのに
かなりこの辺肉付いてるやん~』

(うるさいっ!
ヒデ君は丁度良い肉付きって
喜んでくれてるのんやからっ!
そりゃ大学卒業して2年も経った
ら少しは太るよっもう現役じゃ
ないんやしっこれでもまだ49㎏
なんやからっ・・・
あっ・・・いやっ・・・
何で!?
何で太もも触られるだけで・・・
こんなに感じるのよっ!!
あ~!!きもいきもいっ!
安井のバカッ!死んでっ!!
あっもう死んでたわっ!いや~!
もうどうしたら良いの~!!)

私は身動きを取る事もできない
まま安井さんにひとしきり身体を
触られると起きている時?

いや金縛りに合っていない時と
比べて鋭敏になっているように
感じる肌の感触が感じ過ぎて
既にヒデ君にしか使わせたくない
箇所がビショビショになっていた。

『あれ~?
ヒカリちゃん~
ホットパンツから滴が
垂れてきているよ~
これは脱がなきゃ~』

(うそうそうそうそっ!!
何で~!!何で濡れるんよ~!
しかも安井のアホ死人のくせに
何で服脱がしたりできるん!
いやっ・・きゃぁっ!!
見ないでっ!!)

私は安井さんを視覚できてはいないが
声と脳内に見せられるイメージで
完全にこの私を触り脱がす手が
GENZ,BARの時のお客さんの
1人安井さんであると認識していた。

【第1章 第3話(裏) スカイハイツ鶴澤の美女ヒカル2 終わり】


私の記憶にあるGENS,BARの
上客である安井さんのイメージは
小太りな中年男性。
しかも女好きで誰彼無しに
すぐにやらせてが口癖の
黒ぶちメガネのキモイ
おっさん。

そんなイメージしか湧いてこない。
しかもこの泉州風に言うと典型的な
【ヘタレ】
なおっさんである。

店では1番若いと思われる常連客の
仲袋(なかたい)君という中々の
イケメンの家電量販店勤務の
少しやんちゃな男の子にボトル
を勝手に飲まれてたりして
かなりいじられキャラだったし・・・

そんな安井さんに
今私は身動きも取れない
状態でタンクトップに
ホットパンツ・・・
そして黒のブラジャーを
脱がされ黒のショーツ1枚
にされてしまっている。

いくら暴れたくても叫びたくても
身体は言う事を聞かないし
声すら出ない。

しかしさっき安井さんが
ホットパンツを脱がす際に
ヒカリちゃん腰を浮かせて
というと腰を浮かせるように
動けた。

凄く嫌だし
凄く怖いが私の仮説が
当たっているのなら
このキモ過ぎる元
客の死んでまで
ストーカーを
している安井さんの
言葉にだけ反応して
動けると言う事になる。

(うそでしょ!うそでしょ!
そんなの絶対嫌やって!)

『やっぱり~
ヒカリちゃんは胸は
あまり無いようやね~
しかし気にしなくて
良いからね~
僕は胸は大きさより
形重視だから~
ヒカリちゃん小ぶりだけど
良い形のおっぱいしてるよ~』

安井さんが私の右胸を
下から掴みあげるように
揉みながら左の胸に
吸い付いてくるような
感触がする。

そしてここで起こって
欲しくない事がまた起こる。

今までは見えているような
見えていないような感覚で
安井さんの姿がはっきり
と解らなかく肌の感覚だけが
やたらと敏感になっている
気がしていたのが
今は私の胸に吸い付ている
安井さんがはっきりと
視覚できるようになっていた。

この黒ぶちメガネ・・・
このぽっこりと出ているお腹・・・
汗を掻いていなくても
暑苦しそうな容姿・・・

しかも今は気持ち悪い
おっさんが履くような
トランクス1枚で私に
覆いかぶさっている。

しかも何故か金縛りに
合ってから・・・
金縛りに合ってからというか
安井さんの幽霊である
と思われる声が聞こえてからか
身体全身が性感帯の様に
なっているこの状況で
普段でも感じる乳首に
吸い付かれると
ありえないくらい感じる。

(嫌っ嫌っ嫌っ嫌っ!!
キモイッ!キモイッ!
ちょっとっ!
やめて~!!!
乳首吸わないでっ!!
しかもそんなに強く
揉まないでよ~!!)

いくら叫ぼうが
抵抗の意志を示す言葉を
吐こうが声にならないし
動けない。

『はあはぁっ・・・
これが夢にまで見た
ヒカリちゃんおっぱいに
乳首だね~
あ~美味しいっ!!』

ムギュムギュムギュッ・・・
ジュルルルルッ!

(きゃ~!!
本気でキモイんですけどっ!!
あっあぁっ・・・・
もうっ何この身体っ!!
あぁっ・・・
嫌だっ!!
キモイのに・・・
キモイのに気持ち良いっ!!
うわぁぁっ)

『ヒカリちゃん・・・
気持ち良いでしょ?
今は話せないんやね~
でもほっぺがピンク色に
なっていて気持ち良さそうな
顔しているよ~
あ~こっちの
乳首もいただきま~す』

ジュルルルルルッ!!

(ひぃぃぃぃっ!!
キモッ!何その顔っ!
いや~!!
あっあぁぁぁぁっ!!
うそうそうそうそっ!!
いやだっ!!
あっあぁぁぁぁ・・・
こんな事って・・・・・
夢なら覚めて~!!
ヒデ君~!!お父さんっ!!
助けてっ・・・
私キモイおっさんの幽霊に・・・
イカされそう・・・)

ジュルルルルルッ!!!

『はぁはぁはぁっ
ヒカリちゃんのおっぱいは
美味しいね~乳首もう
こんなにカリカリになってるよ~
はぁはぁはぁ・・・
もっと・・・もっと・・
吸ってあげるからね~』

ジュルルルルッ!!!
ペロペロペロペロペロッ!!

(ひぃぃぃぃっ!!
アカンッ!絶対ここれアカンよっ!
幽霊の警察っておれへんのっ!!
きゃっ!あぁっ!!
あっあぁぁぁあぁっ!!
うそっ!胸だけでっ
胸だけでイクッ!!
感じ過ぎるよ~この身体ぁぁっ!!
うわぁぁぁぁぁっ!!
きゃぁぁっ!!いやっ出ちゃうっ!!
何か出ちゃう~!!!)

ジュルルルルッ!!
ペロペロペロペロッ!!

ジョロロロ・・・
プシュー・・・・
チョロッ・・チョロロロ・・・・

『あれあれあれ?
ヒカリちゃん顔が真っ赤だね~
おっ?
しかも感じ過ぎてお漏らしかな?
ここがこんなに・・・
しかしヒカリちゃんがこんなに
エッチな黒の下着をつけて
いたとはね~
ヒカリちゃん今日は
彼氏が来るのかな?
許せないな~
あぁ・・・
許せないね~
ヒカリちゃんのここは僕が
先に予約していたんだからね~』

敏感になりすぎている
全身は普段から感じる箇所は
もう信じられないくらい
感じやすくなっていて
こんなに気持ち悪い人に
胸を揉まれて乳首を
吸われただけでも
お漏らしをしてしまうほど
感じて逝ってしまっていた。

(いや~
もうお願い安井さん!
やめて・・・
いや~もう許してっ!
ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!
でもあの時やらせてあげるって
言ってたの私だけじゃなく陽子ちゃんも
他のみんなも・・・
きゃぁぁぁぁぁっ!!!そこさわらんといてっ!!
あぁぁぁぁぁぁっ!!)

『ヒカリちゃん~
こんなにビショビショに
するようなエッチな子
あったんやね~
僕は嬉しいよ~
さあ・・・
念願のヒカリちゃんの
ここ見せてもらうからね~
さあ腰を浮かせてごらん~』

安井さんに腰を浮かせて
と言われ私はアソコを下着の
上から触られただけでまた
逝きそうになりながら
この時だけは何故か嫌なのに
身体が動き腰を浮かせると
安井さんが私の黒のショーツを
腰もとから引っ張りスルスルと
足首から抜く。

ショーツを脱がされ私の
股間からポタポタ
流れ落ちるいやらしい
液体の音がやけに
耳障りであった。

(いやっ絶体いやっ!!
このままじゃぁ私っ
こんなキモイおっさんの
幽霊に・・・
うそでしょ?だって
幽霊って勃起できない
んちゃうの?
嫌やっ絶体嫌や~!!)

『お~!!!
これが念願のヒカリちゃんの
オメコ~!!
うほっ・・・
ほ~ヒカリちゃん
の毛・・
ほほう~・・・』

(あっぁぁぁ・・
さわらんといてっ!!
あっあぁぁっ!!いややっ!!
いやいやいやっ!!
いややのにっ!!
そこ感じ過ぎるねんもうっ!
あぁぁぁぁっ!!)

安井さんが私の陰毛を
撫でながら反対側の手で
クリトリスを弾いたり摘まんだり
する。

元々クリトリスが弱い
私は金縛りにより
敏感になりすぎた身体の
せいで乳首の時の
数倍の性感を感じ
大きく絶頂感を味合い
触られただけでまた逝ってしまった。

『はぁはぁはぁ・・・
ヒカリちゃん~さっきから
もう何度も逝ってるみたいやけど
イク~!!
ってヒカリちゃんの可愛い声で
聞けないのが残念やね~
でもその切なそうな気持ち良さそうな
顔を見ていたら逝っているのが
よ~く解るよ~
さて
こうすればどうなるのかな?』

クチュクチュクチュクチュッ!
クチュクチュクチュクチュッ!!

安井さんが仰向けで足を広げられた
まま動けない私の股間に中指を差し込み
中で動かしてくる。
ありえない程の性感が私の全身を
駆け巡るように襲い私は
股間だけでなく脳の先から足の指先まで
全身を感じさせられ絶頂するような
感覚に襲われた。

(あっあぁぁぁぁぁ・・・
アカン・・・これは・・・
もうアカン・・・
耐えれない・・・
気持ち良いなんてもんと違うっ!!
アカンって!!もうアカンからっ!!
あぁぁぁぁぁぁ!!!
イクイクイクイクイクイクッ!!
しかも動かれへんやんっ!!
イクって!!もうイッてるからっ!!
ああっ!やめてっ!このアホッ!!
やめれっ!やめてってもうっ!!
アカンッ!!アカンからっ!!
あああぁぁぁぁぁっ!!)

これはもうこの世の快楽とは
思えないような私の知らない未知の
世界の快楽で私は6度7度8度と
抵抗もできない身動きの取れない
まま安井さんの激しい指の出し入れと
中で刺激される粘膜から来る
快楽が全身を駆け巡りもう
何処が逝っているか解らない
くらいで10度目くらいの絶頂から
意識が遠のいて行っていた。

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

(あれ・・・
私寝てたん?
えっ・・・
何で裸で・・・
あれ私ベッドで寝てたかな?

えっなんか腰に感触が
しかも何でッ四つん這いなん?

もしかしてヒデ君
来てくれた・・・

そうや私金縛りにあって・・・
めちゃくちゃ怖い夢見てて・・

あっ身体動く・・
やっぱり夢あったんや
ヒデ君・・)

「ヒデ君っ
来てくれ・・・
いや~!!!!!
うそうそうそうそっ!!」

と振り向いたら
そこに居たのはヒデ君では無く
私が夢だと思っていた
世界で私を激しく何度も
絶頂させたあの
GENS,BARのお客さんで
あった安井さんが私の腰を
掴み私を後ろから犯そうと
していた丁度その瞬間であった。

【第1章 第3話(裏) スカイハイツ鶴澤の美女ヒカル3 終わり】



(えっ!!どうなってるんっ!
どうなってるんっ!)

「えっえっ!!??
安井さんっ!
やめてっ!やめてっ!!
えっ?あれ?声出るし
動けるっ!!
てか安井さん!?
生きてるん!?
死んでる!?」

(さっきまでの金縛りが
夢で今が現実なん?
なんなんこれっ!?)

私は先程までの
金縛りにより動けなく
声も出せない状態から
解放されていた。

しかし先程までの事が
現実か現実ではなかったのか
考えても解るわけが無い状態で
確実に言えることは今現実である
という事と現実である今、

私は自分のマンションの
ベッドの上にうつ伏せで
腰を人の手により両サイド
から掴まれ全裸で後方から

男性・・・

私が大学時代にアルバイト
していたスナックのお客さん。

キモイお客さん・・・

儲かって無さそうな
文房具屋の社長の安井さんに
挿入されそうになっていると
いう現実。

これだけは解った。

『ヒカリちゃん~
あの時に比べたら
やっぱり少し
ふくよかになったね~

う~ん。

でもこれはこれで
また良いかも・・・

あの引き締まっていた足も
お尻も今はムチムチして
良い感じに熟れてきているね~

さあ何度も逝って
ここもビショビショやし・・・

実は僕は生前からモテないけど
このチンポのサイズだけは自信が
あってね~

生前も
風俗のお姉さんも
みんな最後は気絶しちゃう
くらいだったからね~

しかも今は生前よりも
威力が上がったような
気がするな~

ヒカリちゃんにも
喜んでもらえると思うよ~

それでは嘘ついたバツに
少し激しくいくよ~』

(ちょっと待って!
ちょっと待ってっ!!

やっぱり死人やんっ!
あんた何死人のくせに
なに遺伝子残す行為をしようと
しているんよっ!

やめてやめてっ!

いややってっ!!

死んででもアンタなんかと
したくないねんっ!!)

「うそっうそっうそっ!!
安井さんやめてってっ!!
いきなりわけわからんからっ!!
しかも死人なんやろっ!
早く成仏してってっ!!」

私は動けるし声も出せるように
なっていたが死人か生きてるのか
は解らないけど・・・

いや今さっき
本人が死んでいる事認めていた。

しかも何故か今ここに居る
安井さんに犯される2秒前の状態から
何としても逃げようと思い
うつ伏せで腰を力強く掴まれている
状態で居る。

摑まれている?

そうこの人が今ここに居る事
事態ありえない状態なのだ・・・

私の住むスカイハイツ鶴澤はオートロック。

私の可愛いヒデ君でさえ勝手に入ってくる
事なんてできない。

キチンとマンションと玄関口から部屋番を
プッシュして私が声をかけ施錠を開錠してあげる
必要がある。

それなのに今この安井さんはここに居る。
腰を掴まれている感触は明らかに現実感がある。

手の感触・・・

温かい生きている人間のそれと
何ら変わりない。

ただ今まで私をこのような態勢で
腰を掴んできた男性は皆この人より
若いしかっこいいし可愛い人だった。

キモイ50歳過ぎの中年男性に
しかも死んでいる男性に
このような格好で後ろから挿入2秒前の
状態になんか当たり前ではあるが
なった経験は無いので
現実感は無いが私が肌で感じる感触
は圧倒的なリアルのそれそのものであった。

様々な思いや感情にこの事態を収拾する為に
私の過去の記憶や知識を引っ張り出し
高速で回転する脳内の伝達信号を行き来
させるがはじき出される答えは

【安井さんキモイ】

という答えしか出て来ない。

(あ~!!私バグってる!
安井さんキモイんは生きていた
時からやって・・・
いや~もうっ怖いしキモイし
わけわからんし頭が働けへんっ!)

ようは今の私の知識と置かれている
状況が絶望的であるという事。

試合が始まった瞬間気絶してしまい
気が付けば負け確定の
状態で目が覚めてしまった感じ。

私は腰を堅く掴まれ動けないまま
ただ口頭での抵抗を試みるしか
できずに居ると
その時股間にありえない程の
インパクトを感じた。

ミチッ・・ミチミチミチミチ・・・・

メリッ・・・メリメリ・・・

ズリュリュリュ・・・

ズブブブブ・・・・

ズブリッ!!!

「えっ!?
やっ・・安井さんっ!
やめてっ!
それ何!???

んんんっ!!!!!!」

安井さんは・・・
安井さんの幽霊?
は私の腰を堅く掴んだまま
自分の方へ腕の力で
引き寄せると私の股間に
安井さんのキモイ物を
ねじ込むように挿入して来た。

最初はその先端があまりにも
太いので男性のアソコでは
無いと思い何を入れられるの・・・
と思い私はただベッドにしかれた
シーツに頭を埋めてシーツを
右手で握りしめ左手は後ろ手で
安井さんの私の腰を掴み手を
押し返すように無駄な抵抗をしていたが
先端がついに私の肉襞をかき分けて
肉壁の入り口から徐々に侵入を
して来た時にこれが安井さんの男性器
なんだと絶望感を感じその圧倒的な
圧力と挿入感、

それに先程の金縛り
状態の夢か現実か解らない記憶の
中でこれだけは確実に覚えている
あの肌の感触。

全身が性感帯であり普段から感じる箇所は
いつもの数倍に感じる感覚・・・

これだけはあの金縛り状態の時の
同じであると今この現実感のある
世界で思い知らされた。

私は挿入の
半ばで先程
安井さんの指で逝かされた
数倍の快感で大きな絶頂を迎えていた。

しかもまだ途中・・・・
私はシーツに埋めた頭を両手で抑えながら
何を我慢すれば良いかも解らずにただ
この現実を堪える為にシーツを噛みしめながら
成り行きに抗えずにいる。

『はぁはぁはぁぁぁぁ
やっとヒカリちゃんに
入れる事ができたよ~

思っていた通りの最高の
締まり具合やね~

これは良いっ!

これは良いよ!

ヒカリちゃん~?
どうしたんだい?

もうギブアップかな?
ウソつきには
もっと厳しいお仕置きが
あるからね~』

安井さんはそう言うと私の腰を
グッと自分の方へ引き寄せると
それに合わせ腰を強く私に
押し込む。

グチュリ・・・・ズブブブブブッ!!!

(うそうそうそうそっ!!!
いやいやいやいやっ!!
こんなデカイの無理っ!!

死ぬってっ・・・・
あぁ・・・・当たる!当たるっ!!
内臓に当たってるってっ!!!

あっあぁぁぁうそでしょ!?
入れられただけでもう2回も・・・
逝かされてるっ・・

こんな事初めてッ耐えられないって!)

「ひぐぐぐぐっ!!!
安井さんやめてっ!!

あっあぁ・・・・

当たるからっ!!

ふぐぐぐっ・・・
んんんっ!!」

シーツから口を離し
口を開き何か言うと
変な声が漏れる。

こんなキモイおっさんに
しかも幽霊確実のおっさんに
犯され感じている声などあげたく
無く私は安井さんを非難するような
言葉を行為を止めてくれる
言葉を放とうとするが

今まででも出した事のないような
エッチな声が出したくなくても
出そうになりまたシーツを噛みしめ
頭を抱える手に力が入る。

私はただうつ伏せで腰を安井さんの
手によって引き上げられた下半身のみ
を突き上げられた格好でその中心部分を
安井さんに貫通されている状態で
ただ時間が過ぎていくのを待つしかなかった。

【第1章 第4話(裏) スカイハイツ鶴澤の美女ヒカル4 終わり】


パンッパンッパンッ
バスンバスンバスンッ!!
グチュッグチュッグチュッ!!!

私の中で安井さんが暴れている・・・
これは男性器を使った暴力だ・・・
私はありえない快感と内臓が突き破られ
るくらいの圧力を同時に与えられながら
既に何度も逝かされている。

『ははははっ!!
僕との約束をやっと
果たせて幸せやろ~?
ヒカリちゃんっ!!

おっお~!!
ヒカリちゃんの
オメコッ!
これが
ヒカリちゃんのオメコの
絞まりかぁぁぁっ!!
うお~!!』

安井さんはうつ伏せで
うなだれシーツを握りしめ
ながら、もう口でシーツを
噛みながら我慢する事
すらできない私の腰を
握りしめ激しく下腹部を
ぶつけてくる。

下腹部を打ち付けられる
度に金縛り以降、敏感という
言葉なんかでは表現しきれ
ない程、鋭敏になっている
私の膣内の未だ男性器が
未到達である部分を安井さんの
太すぎる男性器でえぐられると
もう内臓まで犯されている
気がする。

私は身体は動くし声も出るのだが
その未経験の快楽からなすすべも
無く安井さんの好きなように
後ろから犯されていた。


パンッパンッパンッ
バスンバスンバスンッ!!
グチュッグチュッグチュッ!!!

「あっあっああっ!!
いやっあっあぁっ!!
お腹が壊れるっ!!
お腹壊れるからもうやめて~!!
いやっいやっ!!
あぁぁぁぁぁっ!!」

『ヒカリちゃん!
ヒカリちゃん!!
気持ち良いかい!!
どう!?どう!?』

「いやっ!!
気持ち良くなんかっ!!
あっああああっ!!
もうやめてっ!!
もうやめてってっ!!
あぁぁぁぁぁっ!!
壊れるっ壊れるからっ!!
むりむりむりむりっ!!」

パンパンパンパンパンッ!!!

(うそ~!!
あぁ・・・
もう逝ってるのに・・・
逝ってるのにせんどいてよっ!!
あぁっ・・・・
こんなん無理~!!)

『お~!!!
ヒカリちゃん絞まる~!!
凄い絞めつけ!!
さすが運動してるだけあるね~!!
お~!!
お~!!!
ヒカリちゃん逝くよ!!
僕もう出ちゃうよっ!!』

「あっあっあっああああっ!!
抜いてっ!!
もうやめてっ!!
あっあっあっああああっ!!
いや~!!!」

安井さんの激しい打ち付けが
うつ伏せで抱え上げられている
私の股間へ幾度となく突き刺さり
内臓までえぐるような挿入感と
今まで感じた事の無い快楽それとは
裏腹な不快感も伴うが身体は
嫌なのに逝き続けている。

そんな中で安井さんは私の
中で逝こうと激しく打ち付ける
速度を上げる。

私は中で出されるなんて
ありえないと思い抵抗したいが
私の身体自体が安井さんに差し込まれた
太すぎる男性器で操作されているように
身体が上手く動かない。

それ以上にもう挿入されてから
逝き続けているので気が遠くなって
来ている。

「ああああああああっ!!!
いやっいやっいやっ!!

もういや~!!
またっまたっまたイクからっ!!
お願い安井さんっ!!
ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!
中は嫌やっ!!中は嫌やからっ!!
あぁぁぁぁぁっ!!イクッ!イクッ!!
イク~~~~~~!!!」

『お~!!!!!
僕もいくっ!!!!』

(あぁ・・・・
気持ち良すぎ・・・
もうアカン・・・・)

安井さんが逝ったと同時に
私の意識は薄れて行った。

そしてそのまま私はうつ伏せで
意識を失ってきたが気づいた時には
安井さんは居なくて中に出されたと
思い股間を調べてみても私が濡らした
跡しかなく男性の出す白い液体を
出された痕跡は何処にも無かった。

私は安心しひとまず下着だけを
身に着けまだ意識が朦朧としていたが
今日この後ヒデ君が来るんだった
と思いベッドから降りたら
また意識が朦朧として来て
寝ているか起きているか
解らない状態になり次に気づいたのが
ヒデ君のインターフォンだった。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

俺はヒカルさんが話してくれて
いた間ずっと握りしめた拳が反り返って
いた。
しかしその安井と言うおっさんの
幽霊が多分ヒカルさんとやれたので
成仏できたのかと思うと幽霊であろうが
なんであろうが蹴り倒してやろうと
思っていた俺の怒りの矛先がみつからなく
反り返った拳も収めるしか無かった。

「ヒカルさん・・・
そんな事があったんや~

その安井のおっさんは俺が
蹴り倒してやろうと思ったんやが
もう多分成仏したんかもなぁ・・・

あ~!!忌々しい事この上なし!!」

俺の腕を掴みながら
話してくれていたヒカルさんは
そのまま俺に抱き着いて来て

「ごめんなさい~ヒデ君~
私・・・」

「いや・・・
そんなん相手幽霊やし・・・
別に謝らんでも・・・
それにヒカルさんが無事で
何よりやし・・・
そんなんもっと危ない幽霊とかじゃ
なくて良くはないけど
不幸中の幸いというか・・・
(まあ安井のおっさんとか
言うサンオツへの怒りは
明日北尾の耳でも引っ張って
おこうか・・・
あのアホがこのマンションに
禍々しいやつらを
大群で連れてきたかも知れんしな
そうや北尾のせいやないか!
やっぱり!)」

俺はヒカルさんを優しく抱きしめながら
キスをした。
さっきまで安井のおっさんとか言う
輩の幽霊にこの美しいヒカルさんが
犯されていたかと思うと怒りに燃え
てきてその感情をそのままヒカルさんへの
激しいSEXとしてぶつけたのは言うまでも
無い。

この日俺はヒカルさんと今までで1番
燃えた夜になった。

【第1章 第3話(裏) スカイハイツ鶴澤の美女ヒカル5 終わり】



後書き:皆様今回私千景が扉の裏シリーズとなる扉裏口の最初の
話となる木林さんとヒカルさんの情事の前に実は起こっていた
ヒカルさんのスナックでのアルバイト時代のお客さんの幽霊との
情事を描かせて頂きました。
私も一夜の限りの思い出話では幾度となくSEXシーンを描いて
おりましたが幽霊と女性は初めてでして冨田さんや木林さんから
受注を受けた時はどのように描けば良いのかと悩みましたが
もうそれなら霊体となっているなら思いっ切りSEXが強く
なってしまった事にしてしまおうと・・・
そう思いこのような感じに仕上がりました。

次回のお話のあらすじも既に頂いておりますので扉の読者の方
またまだ扉をお読みでない方も一夜の読者の方も千景の新しい
挑戦を温かく見守って下さいませ。

それではお読み頂いた皆さまありがとうございました。
次のお話でまたお会い致しましょう。





ANIME RANKING アニメ・同人・コスプレ専門サイト
【今回の扉裏シリーズの話は武市が大学の同級生の木林と斉藤アズサ
に酒井霧子それに元耳塚南高校の教員で現在宅地で無い土地に住む
増井が八龍に行った後の話になります。
お読み頂くにあたり扉本編の2章。それと登場人物の斉藤アズサに
関しては扉本編掲載中のゴリラと木林の心霊オカルト研究室からリンク
しているサブカルチャーズマンションに以前連載していた耳塚シリーズの
エピソードアズサそれにカワシタに関しても耳塚シリーズをお読み頂ければ
より一層この八龍の落ち武者カワシタを楽しんで頂けるかと思います。】



俺は確か入院していたはず・・・
あの日俺は専門学校での高校時代からの
友人細江と専門学校で知り合った
女子3名と耳塚市にある心霊スポット
八龍に肝試しに行った。

幽霊など信じていなかった俺で
あったがあの八龍・・・
あそこはアカン。
行ったらアカン所やった。

そう俺が思わされたのは
途中であまりにもの
尿意に負けトイレに行ってくると
太江に女子3人に告げ怖すぎるので
真っ先に逃げようと思い
八龍からの脱出を試みたが
出口であるはずの裏口に
辿りつけずに俺は迷い
気づけば地下室に居た。

そこに居たジジイ!
あのぬらりひょんのような
ジジイに会ってからの
意識が無い・・・

そして俺はおそらく入院していた
はずだ。

何故そう思うのか?
俺は宙に浮きながら入院している
自分の身体を何度も見ていた。
そして身体に戻るが動けない
のを繰り返しをしている
うちに本当に身体に戻れなく
なってしまっていた。

俺は身体に戻れなくなり
黒い棺のような車に乗せられ
運ばれていく自分の身体を
見ながら戻れないのなら
仕方ないと思い
ふらふらしていると
何故か引き寄せられるように
あの二度と足を踏み入れたく
は無かった八龍に戻って
来てしまっていたのである。

アカンって!
俺何こんな所に来てるねん!?
またあのぬらりひょん
みたいなジジイに
出くわしたらどないすんなよっ!

しかし俺は今
自由に動けるはずなのに
何故にまたこんな
恐ろしい場所に
来てしまったのだろう。

そう考えながら宙に浮いて
いると何やらこの身体に
なってからは感じたことの
無い悪寒が走る。

(えっ?えっ?

俺確かもう死んでるはずやんっ!
死んでるんやから怖いもんなんて
ないんちゃうんかよっ!)

『ガワシダ~

ガワシダ~

こっちに来い~』

(ガ・・・

ガワシダ・・・

確か俺生きていた時に
そんな感じの名前で
呼ばれてた気がする・・・)

『ひゃっひゃいぃぃ・・・』

俺は声の主の圧倒的な
誘引力に負けて霊体に
なってまで情けない声を
出しながらふらふらと
引き寄せられて行った。

『主は確か以前ここに
足を踏み入れた者よのう?
ガワシダよ・・・
否、主ごときを称するのに
四つの言魂を発する必要なども
ないのう・・・
お主どんくさそうであるのう・・・
お主はドンじゃ・・・
これからはドンと名乗るが良い』

(ドッドン!?
確か俺・・・
生きてる時からそんな
感じで呼ばれてたんっすけど・・・
高校の時は悲惨あったなぁ・・・
ドンやらケツオやら
言われていた気がする・・・
そのせいで全然モテんかって
やっと専門学校に入って
肝試しでええとこ見せて
これからヤリまくり生活を
満喫するはずあったのになぁ~)

しかし俺が死んだんは
多分このジジイが
原因なんよな~

俺も死んでるしもうジジイなんて
怖くないからな~

『ドンよ
何を情けなそうな顔を
しておるのじや
主は無能で使い道の
ない男じゃが
主には他の物の
追随を許さぬ立派な
才能がある。

ワシがそれを引き出して
かなえてやろうと
主をここに呼んだのじゃ』

(へ?
俺に才能?

そんなもんあるわけ・・・
何やろ何ができる俺?)

俺は高校時代の
ホームルームでガムを噛み
担任に呼ばれ口を開けるよう
叫ばれた時のように
ポカンと口を開けて
ジジイを見ていた。

『主は本当に
締らない男じゃのう・・・

主をワシの暇つぶしの戯れに
こっちの世界に誘ってしまい
少しは悪いと思い褒美を与えようと
思っていたのじゃがのう・・

主のような男はあっちに居ても
こっちに来ても全く冴えないもの
なんじゃろうのう・・・』

(こっこのジジイ
何気に失礼過ぎへんか?
しかも俺このジジイに
暇つぶしで殺されたん?
ちょっと待てよ~!!
俺まだ全然ヤリたらんねんけど~
高校時代からリベンジせなアカン
女が山ほど・・・)

「爺さん~
さすがに暇つぶしで
殺されたら俺も成仏
できませんよ~
俺まだ18歳なんっすよ」

『あのまま生きておっても
主のような男願望も大して
かなわぬままただ無駄に
時を刻むだけじゃとて・・・
それならワシに色情霊に
して貰った方がまだ幾分か
幸せじゃろう・・・
主をこれから生きたオナゴと
情事を交わせる霊体にしてやると
言うとるんじゃ。
少しは感謝しろ』

(へ?
シキジョウレイ?
何よそれ?
オナゴとジョウジ?
それって生きてる人間と
やれるて事?)

「ジッ爺さん?
そっそれって
俺はまだ生きてる人間と
エッチできるって事っすか?」

あんなに怖かった
ぬらりひょんのようなジジイが
今俺には神様の様に見える。

俺は羨望の眼差しで爺さんを
見ながらそう言った。

『主風に頭の悪い言い方を
すればその通りじゃ。

しかし条件がある。
オナゴは1度でもこの
八龍に足を踏み入れたオナゴに
限る。

但し1度でもこの八龍に足を踏み入れたら
主はそのオナゴに憑いて行き好きな時に
情事を交わすことができるがそれ以外の
時はここからは出れん。
但し憑いて行けばそのオナゴの周りに
いる生きている人間にも憑くことが可能じゃ。
但し調子に乗るなよ。
主は所詮主じゃ
オナゴには色情の力強い主の霊力は通じるが
主を除霊できるほどの力持つ男には
出くわさないように気をつけるのじゃぞ。
良いな』

「そっそんなんそれで
良いっすよっ!
ほな俺ここで女の子が
来るのん待ってたらええんですねっ!」

このジジイのせいで死んだようなものの
俺だがこのジジイのお蔭でやり残した事が
山ほどある俺の人生が蘇ろうとしていると
思うと興奮がおさまらず俺はあれほど
怖かったジジイのしわくちゃの手を握り
しがみついていた。

『焦るな。焦るなドンよ・・・
まずはワシの霊力を主に与える
必要がある・・・
口を大きく開けてみよ・・・』

「えっ?あっ?
何か俺にしてくれるんっすね・・・
はい・・・

口っすね・・

あぁ?」

俺は大きく口を開けた。
何かこんな事生きていた時にも
あったような・・・

『主にワシの力を
少し分け与えよう・・・
しかし一々口を開けるのに
あぁ?とはなんじゃ~!!!』

バチーーーーンッ!!!

「ホギャァァァァァッ!!!」

爺は俺の頬を思いっきり叩いた!

(うそやん~!!!
こんなシーン生きてた時も・・・)

俺は真横に浮いた状態で
飛びながら全身にみなぎるような
性欲と湧きたつような精力が
見る見るうちに増大していくのを
感じながら飛んでいた。

『主の呆けた面を見ているとな。
力の注入にここまで叩く必要は
無かったのじゃが・・・
まあ良い。
ワシの言った事を守っておれば
主は未来永劫生きたオナゴに憑き
情事を楽しむことができる。
ただ忘れるなよ。
調子には乗るなよ。
くれぐれもな。』

爺さんはそう言い残すと俺の
目の前から消えて行った。
俺は爺さんにビンタを喰らい真横に
飛んでいたが八龍を囲む雑木林の
外側の何か壁のようなものに
ぶち当たり止まった。

そうか爺さんが女に憑かないと
ここからは出れないって言ってたから
ここが境界線か。

俺はこの八龍に住み着くことになった
わけだがこれからどんな女がここに
やって来るか楽しみに待つことにした。

【第2.5章 カワシタの野望シリーズ1人目 第1話 八龍の落ち武者カワシタ1 終わり】


八龍に住み着くこととなり

1週間が過ぎた頃にこの

八龍に初めて人がやってきた。

生きていた頃の俺と同じように

肝試しにでも来たのだろうが

あいにく来たのはむさくるしい

男ばかり3人であった。

俺はこの世の中に男ほど

嫌いなものは無いので

完全にスル―。

またふらふらと八龍を

囲む木の外へは出れないので

八龍の周りを徘徊しながら

ここへどんな女の子が

やってくるか楽しみに待つことにした。

「あ~

しかし暇やな~

そう言えば俺の

今の身分て何なんやろ?

浮遊霊?

でも自由に八龍からは

出れんから浮遊できるのん

ここだけやしな~

地縛霊?

地縛霊ほど束縛は

されてないんよな~

爺さんが色情霊に

してやるって

言うてたからやっぱり

色情霊なんかな?

爺さんが言うてたけど色情霊に

なった者と生きてる人間が

エッチしたら生きてる人間って

生きてる人間同士じゃ味わえんほど

気持ち良くなるらしいからな~

あ~楽しみや~

はよ可愛い子来んかな~」

帰り際の会話から

ヤロウ3人組は秋野、川田、黒野という

名前であったらしいが興味も無く

川田と言う色白の細い男が秋野という

長身の男に

「なんも

こわいもん

でんかったやないかっ!」

と耳を引っ張られながら

帰って行くのを見ていた。

何処の世界にもいじられ役は

おるんやな~

そういや~俺も生きてる時に

高校の時

俺が3年間モテへんかったのは

あの仲代のせいやわ~

あいつがお前かっこ悪い癖に

かっこつけんなよってことも

あろうかクラス中に聞こえるくらいの

大声で叫んでから

【かっこつけのケツオ】に

あだ名がグレードアップしてしまったしな~

そういやケツオ!

この俺にケツオッてあだ名つけたんは

あの忌々しい木林っ!!

あ~あいつらだけは未だに呪いたいわ~

あいつらいっつも美味しいとこ

もっていきやがってよ~

あ~忌々しいっ!!

しかし耳南の子は可愛い子多かったな~

斉藤由紀子とか川上裕美あたりが

ここに来んかな~

川上とか元々エロそうやけど

高校卒業してさらにエロなってるんやろな~

噂じゃ仲代とやりまくりあったらしいけど・・・

時枝理美や斉藤アズサの真面目グループも

良かったよな~バスケ部に水泳部で

2人共ええ絞まりしてんやろな~

まあでもここは耳南市やしもしかしたら

俺の学年の女子もいつかは来るかもなぁ?

いひひひひっ

こいつは面白いっ!

更に楽しみが増えてきたぞ~

いっぺん死んでみるのも悪いもんちゃうな~

あの爺さんには感謝やわ~

あのまま生きててもやりまくり人生を

満喫できたかどうかは分からんからな~

そんな色情霊の鏡のような事を

考えながら八龍の周りをふらふらしていると

何やら2組目の客が歩いて来る。

どうやら5人組のようだ。

『うお~女の子おるやんけっ!!

おっさんが1人に・・・・

あ~!!

あのゴリラのような風貌!

あれはまさしく耳南の

珍獣!冨田!

という事はあの隣で前を歩く

グラサン男!あの黒づくめは

憎き木林!!!

野郎~!!

この俺がここで浮遊しているとも

知らずにえらそうに・・・

おっ?おっ?うひょ~!!!

あっあれは・・・

我が耳南水泳部のスレンダー

のかわいこちゃん!

あっちゃんやないか!?

そっそれにもう1人背の高い見たことの

ないメガネ美女!!

こっこれは俺が色情霊になって

初めての獲物ではっ!』

俺は女の事にかけてだけは

頭の回転が速い。

爺さんに貰った

マーキングの札をポケットから出す。

爺さんが言うには

例えば女子が5人来たとしよう。

その中で3人をやりたいと思ったが

俺が憑いて行けるのは1人。

その場合残りの2人はできんやないかっ!

では無くこの爺さんがくれた

マーキング札を貼っておけば

本人は気づかないが

1人目を充分楽しんだ後に

八龍に戻ればマーキング札の

女子のとこへ飛べるという仕組み

らしい。

『全くあの爺さんは神か?』

俺はあのメガネの長身美女は

間違いなくSEXできる範疇に入る

と目を付けマーキングをすることに決めた。

まず記念すべき第1号。

色情霊ドン様の餌食になって貰うのは

耳南時代の同級生

斉藤アズサに決定した。

あっちゃん~

こんな所に来るのにそんな短いスカートに

しかもサンダルッて相変わらず天然やな~

しかしっ!おのれ~!!木林ッ!!

もしかして奴はあっちゃんの現彼氏では?

あのゴリラにそんな甲斐性はないし・・・

いやしかしっ!

あっちゃんが木林の彼女と言う事は

あのメガネ美女はゴリラの彼女か!?

まさかっ!いやしかしありえるっ!

あのメガネ美女っ!

ジャージで着ているという事は

ジャージマニア!?

耳南時代あのゴリラは

ジャージの似合う男という部門だけでは

群を抜いていた。

それは俺同様モテない奴が

唯一

人に誇れるファッションであったとの

噂が学年中に流れていた。

うお~!!

おのれ~あのゴリラにまで彼女が

出来ているとは!

この俺は死んでいるというのに~

覚えておけよ~

お前らの彼女のそのスレンダーな

ボディをしこたま

堪能させてもらうからな~

『はうっ!!』

何やアイツ

今俺の存在に気づきよったか?

あのゴリラ図体ゴリラのくせに

エライ敏感やないか!

敏感なんはお前らの彼女の

身体だけでええっちゅうねんっ!

ゴリラが俺の存在に気付いたようだが

此処には俺の様な地縛霊がたんまり

たむろしている。

その他大勢と思い

相手にもされなかった

事が功を奏した。

『しかしあのゴリラ

あんなに霊感強い

んあったら

あの爺さんに会ったら

えらい目にあうんやろな~

木林もついでに

爺さんにもってかれてしまえっ!

あっちゃんとメガネ美人は

無事に帰っておいでや~

その後にお楽しみが

待ってるさかいな~』

俺は八龍の地縛霊、

もとい色情地縛霊となり

初めてのターゲットを

偶然この八龍に現れたのが

何かの縁だろうと思い

高校時代の同級生の斉藤アズサに

決めてその次のターゲットを

俺の高校時代の同級生にして

俺に並びモテなかったである

はずのゴリラこと冨田が奇跡的に

連れていた彼女らしきメガネ美女に

ロックオンした。

そして彼ら彼女ら5名が八龍の建物内に

入って行く姿を出て来るのを心待ちにしながら

見送っていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ1人目 第2話 八龍の落ち武者カワシタ2 終わり》








もう絶対行けへんからっ!!

私は今日、彼氏?

彼氏なのかな?高校時代から

大学になっても同じ学校に通う

博喜と博喜のこれまた高校時代からの

親友の冨田君。

それに高校は違うが博喜や冨田君が

と学部が同じ酒井霧子さんという

メガネが似合う美人な子とそして

もう1人、増井さんという元

私や博喜に冨田君が通っていた

耳塚南高校の教師だった人と

耳塚市にある八龍と言う心霊スポットに

行ってきた。

サンダルはドロドロになるし

お気に入りのスカートも汚れるし

おまけに私何かに憑かれていたみたいで

わけのわからんうちに

意識がなくなっていたし

でもう散々であった。

帰りにお腹が空いたので皆で

耳塚市のみならず泉州地区で

1番と博喜が言い続けている

旭山ラーメンを食べて帰って来たので

お腹が一杯でもう眠いけど

シャワーに入らなきゃ

こんなに汚れてしまったので

眠れるわけも無く私は今

バスルームの脱衣場に居た。

大学に入り1人暮らしを始めたので

入浴の時間も誰に気兼ねする事なく

自由には入れるのが少し大人の気分を

味わえる。

(実家に居た時はいちいち親が

うるさかったからな~)

脱衣場で脱いだ服を網に入れ

洗濯機へ放り込むと

上下のお揃いの黒の下着も

同じように洗濯機へ投げ込んだ。

バスルームの鏡を見ながら

(あ~もう少し

胸あればなぁ・・・

水泳やってたら胸大きくならないって

博喜が高校の時に持村君たちと話して

いたのが聞えそれを気にして

大学では水泳部に入るのをやめたのに

私のAカップは

全然大きくならないんよな~)

脱衣場の鏡を見て大きくため息を

つくと自分のヌードをこれ以上

眺めていてもプロポーションが

良くなるわけでもないので

今日の八龍での汚れを

落とす為に浴室に入った。

私は湯船に湯を張りながら

湯船が満タンになるのを

待つ時間でシャワーを浴びながら

身体の汚れを落としていく。

一通り洗い流すとバス用の

プラスチック椅子に座り

鏡の前でボディーソープを

付けたタオルで身体を擦ろうと

思うと今何か鏡に浴室のドアが

開きそしてまた閉まったような

気がした。

(えっえっ・・・

なんなん?)

私は目の錯覚かな?

それとも閉め忘れてたのが閉まっただけよね?

でも私キチンと閉めたし・・・

今確か1度開いたよね・・・

(もう~いやや~

博喜が変な所に連れて

行ったからしょーもない

事でも余計怖く感じるやんか~

もう博喜のアホッ!)

私は気のせいだと思うようにして

そのまま身体をタオルで洗い始めた。

身体を流し座ったままシャワーに

手を伸ばし身体についたボディーソープを

洗い流す。

(ふぅ~

やっぱり気のせいやよね。

もう博喜のアホッ!)

私は全て彼氏の博喜のせいに

しながら怖さを紛らわせていた。

(しかしあの木林君と付き合う事に

なるとはなぁ・・・

う~ん・・・

付き合ってんのかな?)

私達はどちらから付き合っても

言っていないが大学が同じ大学を

受けると解った頃から良く

食事や買い物に一緒に行くように

なり木林君が

「あっちゃん」から「アズサ」

と呼ぶようになったころから

私も

「木林君」から「博喜」

と呼ぶようになっていた。

私はたまに

「アホ」

とも呼んでしまうし木林君も

私の高校の時のトラウマの

「豚に追いかけられた女」

とか呼ぶことがある。

そのたびに私は博喜の背中を

バシバシ叩いていた。

そんな関係で実は博喜とはまだ

キスしかしておらずにエッチは

していなかった。

多分博喜は初めてではないだろうし

私も実は高校の時に部活を引退し始めて

からファミレスでウエイトレスの

アルバイトをし出してそこで知り合った

大学生の事2か月ほど付き合っていた。

その時の大学生の彼氏が初めての相手で

その後その大学生の彼氏が浮気性で

どうしようも無い相手で悩んでいたのを

ファミレスの社員で副店長の

27歳の既婚者の

人に相談しその人に慰められていた時に

つい何となく2度目の経験をしてしまった。

正直その大学生の彼氏とのエッチでは気持ち

良いと思った事は無かったが副店長との

エッチは凄く気持ち良かった。

さすが大人というか初めて逝く事も

知った。

もしこのまま近々博喜としてしまう

と3人目の相手となる。

(博喜って・・・

わけのわからんことで子供みたいに

はしゃぐし変な所に思いっ切り食いつく

所が高校の時から気になってたねんなぁ・・・

そう言う所が博喜の好きな所かな?

この間電話で理美ちゃんと話した時に

言ったら笑われたねんな~

高校の時からあっちゃん木林君の事

好きやと思ってたって・・)

私は今日少し博喜に八龍に連れて行かれた

事で文句言い過ぎて叩き過ぎたかなと

反省しながら身体を流し終ると頭を洗う為に

シャンプーを手に出した。

高校の時は部活の為に黒髪で肩にかかるか

かからないくらいの長さでいつも揃えて

いたが大学に入り私は髪を少し伸ばし始めた。

今では背中に掛かるほどの長さまで伸び

少し明るめの色に染めてみた。

博喜が似合う似合うと褒めてくれたのが

嬉しかった。

私が頭を洗おうと手に出したシャンプーを頭に

つけながら頭を洗っていると

今何かが足に触れた気がした。

(えっえっ

何?今なんか当たった?)

気のせいかと思い

そのまま頭を洗い何か気持ち悪いし

さっきの浴室の入り口の事も

あり少し怖いのもあったので

急いで頭を洗い流し目の自由が利くように

したかった。

私はシャワーで頭についた

シャンプーを一気に洗い落とすと

タオルを絞りすぐに顔を拭いた時

さっきと同じ感触が今度は

太ももに1回と背中に1回

・・・

(これって・・・

人の手の感触・・・?

うそうそうそうそっ!

もう~博喜のアホ~!!

気のせいやんな~

気のせいって言ってよっ!

博喜~!!)

私は今確かに身体に触れた箇所に

自分の手をやってみる。

触れられた感触と私の手の感触

同じように感じる・・・

(何か気持ち悪いけど

自分の手で触るより

気持ち良かったかも・・・・?

って何考えてんよ~私っ

もしそうやとしたら確実に

今ここに誰か居るって事に

なるんやでっ

ってかなにこれ?

もうっ博喜の好きそうな

話やんこんなん!

神様これは私への

オカルト好きの彼氏を

作ろうとしている罰ですか~!)

いやいやいやいやっ!!

私は顔を急いで拭きながら

目の前の鏡を見るが何も

映っていない。

今私の背後には誰も

居ない事が確認できる。

(アカン完全に私の

今のノリ博喜みたいに

なってきてるっ

もうっあのアホと付き合うように

なってからロクなことないわっ)

私は怖さを紛らわせるために

オカルト関係や幽霊など物とも

しない博喜の事をばかり

考えながら早く身体温めて浴室から

出ようと思いプラスチックの

椅子から立ち上がり湯船に入る為に

湯船に手を付いた瞬間

『あっちゃん~

久しぶり~』

という声が聞えたと

思うと身体が動かなくなっていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第3話 ターゲット斉藤アズサ1 終わり》



(えっ何?

何?いったい

なんなんよ~)

私は今大学に入り

1人暮らしを始めた

泉佐川市にあるマンションの

バスルームに居る。

そして身体を洗い終え

湯船にやっと湯が適量に

張られたので湯船に浸かろうと

湯船の脇に手を掛けたその瞬間

アホそうな人の声が聞え

身体が動かなくなった。

(えっえっ?

今確か

「あっちゃん久しぶり~」

て聞こえたねんけど・・・

とても空耳のようには

思えんかったし・・・

誰なん!?知り合いっ!?

私の事あっちゃんて呼ぶんは

高校の時からの知り合い?

でもキモそうな男の声あったし・・・

そんな人知らんねんけど~

ってか何でこんな態勢で

動かれへんなるんよ~

これ金縛りってやつなんっ!

金縛りって寝てる時に

なるんちゃうんっ!

いやや~もうっ)

私は今まで金縛りに何て

なった事も無かったし

博喜や冨田君のように

そっち系の知識なんて

全くないしこんな時に

どうすれば良いかなんて

知るはずも無い。

ただ知っていたとしても

そもそも動けないので

何もできないと思う。

ただ目は見えるし

口は・・・

あっ・・・

声でないみたい。

口は動かないみたいだった。

私は湯船の淵に両手を付いた

まま浴室の壁しか見えない状態で

動けずそして聞き覚えもない

わけのわからない

アホそうな声が聞えたこの状態で

何もできずにいた。

するとまたアホそうな声が

聞こえる。

(もしかしてさっきの足とか背中への

手の感触もコイツ?

いやや~絶対キモイって!!

もう~今日八龍なんて

行ってきたからちゃうん~!!

博喜のアホ~!!)

『あっちゃん~

相変わらず細いな~

くびれとか最高やん~

さすがに水泳で鍛えた

身体は美味そうやな~

大学入って髪のばしたんや~

ふ~ん。

へ~あっちゃんて

こんなオメコしてたんや~

毛はまあまあ薄い方かな?』

(ちょっと誰なんっ!!

てかこの声・・・

聞き覚えあるんやけど・・・

もしかして・・・

え~!!!

なんでなんっ!!

うそっほんと!?

うそっ!?

かっ河下君!?

の声にしか・・・

ていうか

喋り方とか・・・

そっくりていうか

本人の声?

えっえっ!?

理美ちゃんの話じゃ

今入院中って・・・・)

『あっちゃん~

木林と付き合ってん?

もうエッチしたんかな~?

まあええけど

あっ俺の事誰か分かってる?

そうや今金縛りかけさせて

もらったから喋れんねんな~

俺金縛りも初めて

つこたから

良くわかってへん

から何で無視されてんかと

思ってんけど

あっちゃん高校時から

変わらずスタイルええな~

こんな身体あったんやな~

ちょっと早速味見を・・・』

ペロペロペロッ・・・

チュプチュプッ・・・

(うそ~!!!!

いやいやいやいやっ!!

ありえへんねんけど~!!

きゃ~!!

キモイッキモイッキモイッ!!!

河下君に舐められてるって

アソコッ!!

うそっ!!

なんでなんでなんでっ!!)

前の浴室のクリーム色の壁しか

見えない状態の私の背後から

感じる明らかな気配に声は

ついには私が湯船の淵に

手を付き立ったまま

後ろに下半身を突き出した

ような態勢で金縛りにあった

ままの状態なのに

私の股間を舐めている?

ような感覚を与えて来る。

意味が解らない。

声や話し方は明らかに

高校時代に2度同じクラスになった

事もある河下君のように感じる。

クラスのみんなで遊びに行った時や

花火やカラオケなども博喜達と

一緒に良く行った仲では

あるがただの同級生以上の

関係では無かった。

どちらかと言えば私と同じ名字の

斉藤由紀子ちゃんや

友人の理美ちゃんとか

からは

「カツオきもい~」

とか

「河下君って

女子意識し過ぎ」

とか言われていて女子からは

人気が無かった気がする。

そんな河下君が何故か今

私の浴室に私と一緒に居て

私の股間を舐めている・・・?

(うそやんっ!

もういやや~!!!

これって・・・

金縛りになってるし・・・

河下君がここに居る事

事態ありえへんねんけど・・・

考えられるのは・・・

河下君が死んだ?

それで私の所に

出てきたん~!!??

なんで~!!

河下君

気が多い人あったけど

同じ斉藤でも私やなく

由紀子ちゃんとかっ

そっちのグループの子に

いってたやんか~!!

いややっいややっ・・・

あっあぁ・・・

うそっ気持ちいいっ

こんな状況でなんでなん・・

あっいややっ・・・

あぁ・・・・)

ピチャピチャピチャピチャッ・・・

『あっちゃんって

こんなに濡れやすいん

あったらもう処女ちゃう

ねんやろな~

まあもう19歳やしなっ

そりゃそうやわな~

しかしあっちゃん濡れ過ぎ

ちゃうん?

実はスケベあったんや~』

ジュプジュプジュプジュプッ!!

河下君らしき声の主が

信じたくないけど私の

アソコに指を入れてきた

感触を感じる。

しかも何故かさっきの

舐められている時から

信じられないくらいに感じてしまう。

私は今まで都合2人の男性と

エッチをしたことがあるが

今までで気持ち良いと思った

事は1度だけだった。

しかし今私が受けている

指での股間への愛撫は

その比じゃない程の

快感を与えられている。

(うるさいっ!

スケベとちゃうもんっ!!

あっあっあぁっ!!

でもっでもっ!!

なにこれっこんなん初めてやっ!!

あっあああっ!!

河下君なんかにっ!!!

あぁっ!!

いややっいやいやっ!!

絶体嫌や~!!)

クチュクチュクチュクチュッ!!!

『やっぱり爺さんの言う通りやな~

生きてた時より俺

感じさせれる

ようになってるわ~

あっちゃん気持ちええやろ~?

しかしあの斉藤アズサが

こんなに濡れるとはな~

生きてたら絶対あっちゃんの

オメコをこの距離で見て

ましてや指を入れる事なんて

無かったからな~

あ~やっぱり死んでも

幸せってあるんやな~

あっちゃん!

逝ったことはあるんか!?

今からこのカワシタもとい

爺さん曰くは色情霊のドンが

逝かせたるからなっ!!』

(ひぃぃぃぃっ!!

やっぱり河下君や~!!

しかも死んでるしっ!!

あっあぁぁぁっ!!

あかんあかんっ!!

ホンマに逝きそうやっ!!

私まだ博喜とも

エッチしてないのにっ!!

その前に河下君なんかに

逝かされたくなんかないって!!

あぁぁぁぁ!!

ちょっと待ってっ!!

あかんっ!!

うそ~!!

なんか出るっ!!

何か出そうやってっ!!

あかんっ!!

河下君っ!!

やめてっ!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

あんっ!!)

ピシャ~!!!!!!

『お~!!!

さすが水泳部っ!!

よう出たな~あっちゃんっ!

斉藤アズサの潮吹き完了っと。』

私は股間から大量に

尿で無い何かが噴き出る

感覚を味わった。

(うそ・・・・

うそ・・・

これが潮吹き・・・

はぁぁぁ・・・

こんなんもういやや~

夢やんな~

しかもまだ動かれへんしぃ

動かれへんから余計

何か気持ち良さをまともに

受けてる気がするし・・・

あ~博喜~助けて~)

『さあ。

あっちゃん。

生きてる時に

こうしてしたかったけど・・・

まあそれはそれで

あっちゃんの

この指1本でも

ギュウギュウ絞めつけて来る

オメコの味を

味見しようかな~

おっ!おおっ?

なんやこれっ!?

チンポのデカさが

生きてる時の倍くらいに

なってらしゃよ~!!

うお~マジかっ!!』

(ちょっ・・・

なんなんっ・・・

何となく流れ的に

やられるのは解ってたけど

何をそんなに喜んでんよっ

河下君のアホッ!!

声しか聞こえへんとか

めちゃくちゃ不愉快なんやけど・・・

もうっ幽霊に初めて

潮吹かされた子とかおるんかなぁ・・・

もうっこんなん博喜にも

言われへんよ~)

『さあ。

記念すべき第1人目を

頂きます。』

河下君の両手が私の両腰に

当てられる。

(あぁ・・・

うそやんっ!!

ホンマに幽霊とエッチなんて

成立するんっ?

しかも知り合いとか

ありえへんねんけどっ!

いややっあぁぁ・・・)

動けないし叫べない

どうする事もできない私は

いよいよ腰に手を当てられ

覚悟を決めていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第4話 ターゲット斉藤アズサ2 終わり》



プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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