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扉シリーズ 第3.5章 ヨシオのターン3(ちょっとだけ北尾のターン)

色情霊のミノムシ

こと俗名、仲間義男が

元教え子の西口真由佳に

憑いていた頃、同級生で

あり彼を何度も励まし支えて

くれた元陸上部のマネージャーが

ピンチという事も知らずに

この男は鼻の下を伸ばし

メガネを光らせていた。

「この気持ちを誰に

伝えてやろうかでっさ。」

俺の名前は北尾公貴。

今は泉佐川市にある泉修大学という

所で大学生と言うものをやっているのでっさ。

俺はつい最近、ある絵画のせいで

本当に酷い目に合ったでっさ。

その時は本当に酷い顔をしていた

らしいでっさ。

元高校の同級生で現大学でも同級生の

友人木林に言わせればその時の俺は

希望戦士ギャンダムに登場する

量産型スゴックのような顔色

つまりは真っ青な顔色をしていたらしいでっさ。

しかしその俺の量産型スゴックの

ような顔色も友人の木林を介し

同じく友人の武市、その武市が召喚して

くれたAYAさんというマイフェアリーの

尽力により今は元に戻っているでっさ。

その後俺は木林と武市に付き合いある店に

連れて行かれる事となるのでっさ。

俺の心をそれこそジャン専用スゴック

つまりはハッピーレッドに変えてくれた

店なのであるがその店の名は

「GENS,BAR」

と言うの名の洒落た店であったのでっさ。

初めて行った時には渋いマスターに

美女2人が俺を迎えてくれたのであるが

この時は武市に木林は途中でマスターの

伊田さんという渋い中年の男性に連れられ

途中で店を立ち去ったのでっさ。

その後の俺は美女2人とのハーレムを

満喫したのは言うまでもないでっさ。

無論翌日にそのハーレムを満喫した

代償は訪れたでっさ。

俺の耳は木林の手によりギャンダムに

出て来るジャン専用機カラーに塗装された

のは言うまでもない事でっさ。

しかし俺は19年間生きて来て

あのような楽しい空間がある事など

露ほども知らなかったのでその後も

武市や木林には内緒で通いつめて

いたのでっさ。

あれから毎日がパラダイス、つまり天国に

居る気分を味わっている俺に更なる幸運が

舞い降りて来たのでっさ。

ククククッ・・・

失礼・・・

今俺は笑わずにはいられない気分なのでっさ。

なあ読者様て~

俺には今誰かに少し聞いて頂きたい事があるのでっさ

俺には高校時代より密かな野望があったのだが

その1つに同じ陸上部の短距離パートで

俺と凌ぎを削って来た男。

武市より先に彼女を作ってやるという

壮大な計画を水面下で進めてきてはや4年。

いよいよ実現する時が来そうなのでっさ。

クククッ・・・

その経緯を話すとでっさ。

先週、武市と木林には勿論内緒で

GENS,BARに行くといつもの

お姉さんとはまた違うお姉さんが居たのでっさ。

その女人の名は

「リョウコさん」

と言うのだが・・・

これがまた俺好みの太川ふみよ並の

乳(にゅう)・・・

つまりバストを持っていて

その顔もふみよ似で俺は一目

見て衝撃を受けたものでっさ。

俺は思わずかけていたメガネを

はずし拭きなおして再度

彼女を直視したのでっさ。

メガネの度は狂っていなかったでっさ・・・

その日から俺はリョウコさんに

会いたくて毎日GENS,BARに通う日々でっさ。

うん?

金なら心配いらんでっさ・・・

俺はバイトと言うような事は

していないが飲みに行く金くらいは

潤沢に存在するものでっさ。

そして先週末の店が終わってから

俺はリョウコさんに誘われ

もう1件朝まで空いている居酒屋に

飲みに行きその翌日の土曜日に

デートをすることになったのでっさ。

リョウコさんは鍼灸師になる為に

鍼灸短大に通っている20歳の俺より

1歳年上のお姉さんなのだが何と

美術品に造詣が深く、元々は

美大に行くか鍼灸師を目指すかと

迷い実益を取り鍼灸師を選んだらしいのでっさ。

美術品には目が無いこの俺とは元々

話が良く合ったのでっさ。

俺はこの日美術館デートを

経てついには彼女とお付き合いを

させて頂くことになったのでっさ。

今日で彼女ができて3日目でっさ・・・

クククッ・・・

そりゃ勿論メガネも新調したさ。

何せ俺は大手メガネスーパーを運営する

社長を父に持つのだからメガネの新調位は

毎日でもできるのでっさ。

そして今俺はこの1日中でも太川ふみよの

スコスコスーを歌いながら回っていたい

気分を誰かに伝えたくて仕方がなかったのでっさ。

電話をする相手の候補は2人・・・

武市か・・・木林なのだが・・・

木林にかけても羨ましがられる事はない

可能性が高いでっさ。

普通に祝福こそされる可能性もあるが

奴の機嫌が悪かったら家にまで俺の

耳をジャン専用機カラーに塗装しに

くる可能性もあるでっさ。

よし木林は却下でっさ・・・

俺は短縮ダイアルの武市の番号を

プッシュしていた。

ピッピッピッ・・・

トゥルルルル・・・・

クククッ

相変わらず色気のない

着信音でっさ。

今や俺の着信音は太川ふみよの

スコスコスーだと言うのに。

『もしもしぃ・・・・

おう北尾か?

どないしたんや?

また霊障とちゃうやろな~?』

クククッ・・・

武市め今の俺のこの

ハッピーな気持ちをお前は

知るまい。

いや言っていないのだから

当たり前か・・・

クククッ・・・

「なあ武市て~

お前の最近の調子はどうなんだ?」

霊障か・・・

あの絵画がもたらすパワーは

恐ろしかったが今や俺には

リョウコさんという女神が

ついているのでっさ。

霊障などおそるるに足らずでっさ。

『なんや。

お前いきなり電話

してきてっ

調子?

調子は良くないわよ~!

まあ自業自得もあるがな・・・

ちょっと色々あってな~』

クククッ・・・

武市めお前はどうも今は

不調と見えるがこの俺は

人生最良の時を迎えているのでっさ。

「そうか。

それは気の毒な事だな。

なあ武市て~

そう言えばお前にはいつに

なったら彼女というものが

できるのでっさ?」

『はぁ!?

お前何言うてんねんっ!

俺は今それどころじゃ

ないんやて。

そう言うお前はどうなよ?』

ククククッ・・・

「なあ武市て~

生きていれば必ず

何か良い事があるから

お前も頑張るでっさ。」

『はん?

なんやお前何か余裕そうな

口調や無いか?』

「なあ武市て~

この世には何故

男と女と言う相反する

属性が存在するのだろうな~

俺は毎日そのことを

考えながら生きていたさ。」

『いや・・・

北尾・・・

お前なんらしかの

霊障にかかってるやろ?

お前最近またややこしい

絵手に入れたりしてないか?』

「クククッ・・・

武市て~絵なら手に入れたさ

俺はつい最近

愛と言う名の絵を手に

入れ恋という霊障に

かかっているのかもな~

それではな。

武市お前にも必ず

幸せはやってくるでっさ。

アディオス!」

俺は電話の向こうから感じる

激しい怒気などには全く

気づいておらずにただ幸せな

気分を武市に分け与えてあげれた

満足感で一杯であったのでっさ。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ヨシオのターン3(ちょっとだけ北尾のターン)終わり⦆



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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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