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扉シリーズ 第3.5章 ヨシオのターン9 奢る蓑虫久しからず

おのれ~!!

おのれ~!!おのれ~!!

おのれ木林っ!!

何故に奴があの場所に居るのだっ!!

霊体でありながら私はまだ

身震いが治まらない・・・

私の名は色情霊のミノムシ。

生きていた時の名は仲間義男。

耳塚高校で古典の教鞭を取っていた

国語科の教師であった。

拠無い理由で40代にしてこの世を

去るが通称院長という方に色情霊として

この地域に尽くすなら本来は地縛霊に

なる所をある程度の自由は与えるという

言葉に乗り今に至る。

色情霊となり私は都合8名の生のある

女人を貫いたが先週貫いた女肉は

その8名の中でも極上であった。

しかしそこでハプニングが起こる・・・

何とっ!!

私の教師時代の教え子であり

教師時代の時からの天敵と言っても

良い存在の木林博喜と出くわす!

そして驚くことに奴はこの身である

私を視覚できるようでさらに驚いた事に

奴はこの身である私を・・・

何と蹴り飛ばす事まで出来たのだ。

院長に持たせて貰った女人を動けなくする

金縛り符も木林には効かずに私は

元教え子に散々足蹴にされた挙句

思わず散華しそうになったが木林め・・・

詰めが甘かったのだよ・・・

院長が言うには私の意志や人格を形成する

霊子まで粉々にされていなかったので

色情霊として複製可能であったらしい。

院長のお蔭で2度目の命拾い?

命は既に無いのであるがこの仲間義男

というアイデンティティーはかろうじて

保つことができた。

そして木林に復讐を誓いながらも

私は色情霊として活動する為には

8日に1度は生きた女人の淫液を男根に

浴びる必要・・・

すなわち生きた女人とまぐわう必要があり

その為に偶然泉佐川駅で見つけた

元教え子の西口真由佳。

彼女と今宵まぐわう予定であったのにっ!!

またもや木林に邪魔をされたのだっ!!

もはや足蹴にされ散華直前まで追い込まれた

この霊体は木林アレルギーなのか奴に睨まれた

だけで何やら奴の眼光から銀色の粒子が私に

向かい襲いかかってきて私は霊体であるのに

意識が遠のく思いをした。

奴は一体何者なんだっ!!

今宵元教え子の猫目の可愛い西口のあの華奢な身体を

存分に楽しみこの世の物ならざる快楽であの

先週絶頂に次ぐ絶頂を与え錫た豊満ボディの

女人のように狂わせてやろうと意気揚々としていた

私は目の前に出されたドッグフードを

食べる直前で奪い取られた

シベリアンハスキーのように怒り狂っていた。

意識が朦朧とした私は仕方なく西口の代わりに

西口が働いている店の女人で手を打とうと

西口が働いていた店に戻り色気のある茜と言うママか

静香と言う巨乳の淫乱な感じのする女人に目を付けるも

この茜と言うママがただ物では無く香水のような

スプレーを偶然を装い私にふりかけてくると私はまた

木林に睨まれた時のように意識が朦朧として思わず

散華しそうになる。

楓と言う西口の働く店での女人物色も諦めた

私はやはり西口真由佳を諦めきれずどうしても

あの細い腰を掴み小ぶりな尻をなぶりながら

この身になり2倍ほどになった男根で西口の

狭そうな女陰を蹂躙したくなり彼女の家で彼女の

入浴シーンを拝ませてもらった時に念の為彼女に

貼り付けておいたマーキング符で彼女を付ける事にした。

あの浴室か西口が仮眠を取っている時に事を済ませて

おけば良かったと何度後悔しても後の祭りであり私は

西口の私生活を覗き見したく時間に猶予を持たせ彼女を

視姦していた無駄な時間を嘆く。

『しかし・・・・

西口には木林が張り付いている

事は間違いないでしょうし・・・

蓑虫いと哀れなり・・・

ミノちゃん哀れなんですよ・・・

院長~こんな時はいかように

振る舞えば宜しいのでしょう・・・』

私は耳塚労災病院に居る院長に

話しかける。

院長は遠く離れた土地に居ても

私たち院長の下僕として活動する

霊体の声は届くのだ。

『ミノムシよ・・・

主の思いのまま振る舞えば良い。

主が標とする女人・・・

西口真由佳は主が天敵とする

男と既に歪んだ空間に向かっておる。

主が以前

根城としていたサンハイツ鶴澤は今や

霊道と化してきて数か所穴が空いておる。

そこから現れる有像無像の躯たちは

主の手足となり働くであろう。

主が再びサンハイツ鶴澤の主となるのだ。

そして穴を守りサンハイツ鶴澤に君臨せよ。

ミノムシよ・・・

くれぐれも申し伝えておくが

西口真由佳にこだわる事無かれ・・・

何れは主の思惑通りに事は運ぶ・・・

西口真由佳は今は強き者複数に守られておる・・・

頃合いが良しと思う時に西口真由佳の

淫液を吸い取るが良い・・・

ゆめゆめ忘れる事無きよう心がけよよ・・・』

院長の声が届いた!

私は膝を付き院長の声を賜う。

『御意!御意にござりまするっ!院長!

このミノムシ院長のお言葉を賜る事

許され有り難き幸せっ!!

仰せのままに・・・』

そうか・・・

8日さえ経過しなければ今回は西口では

無くても良いのではないか・・・

とにかく院長は私がサンハイツ鶴澤に

居続ける事が大事と仰られた。

おそらくは木林と西口もサンハイツ鶴澤に

向かっているはず。

いや院長が仰っていたのだから間違いない。

そして院長が仰るにはサンハイツ鶴澤は

私の草の根活動が功を奏し院長の思惑通り

穴が開いたようだ・・・

そうなればいくら木林が普通の人間と違い

私たちのような霊体に暴力を振るえる

輩だとしても次から次へと霊体が押し寄せて

くれば私ばかりにも気を配れまい。

クククッ・・・そうなれば隙を見て

西口に金縛り符を貼り付け彼女をさらって

しまえば後で気が済むまで楽しめる。

クククッ・・・

てこずらせやがって西口め・・・

この色情霊ミノムシが開発中の

霊界の大人の玩具の被験者にしてやる・・・・

クククッ・・・

覚えていろよっ!

西口真由佳!

それに木林博喜!

この私には院長と言う絶対的な存在が

付いているという事を思い知らせてやるぞ。

クククッ・・・

この仲間義男のターンは始まったばかりである。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ヨシオのターン9 奢る蓑虫久しからず 終わり⦆




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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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