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第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第3話 ターゲット斉藤アズサ1

もう絶対行けへんからっ!!

私は今日、彼氏?

彼氏なのかな?高校時代から

大学になっても同じ学校に通う

博喜と博喜のこれまた高校時代からの

親友の冨田君。

それに高校は違うが博喜や冨田君が

と学部が同じ酒井霧子さんという

メガネが似合う美人な子とそして

もう1人、増井さんという元

私や博喜に冨田君が通っていた

耳塚南高校の教師だった人と

耳塚市にある八龍と言う心霊スポットに

行ってきた。

サンダルはドロドロになるし

お気に入りのスカートも汚れるし

おまけに私何かに憑かれていたみたいで

わけのわからんうちに

意識がなくなっていたし

でもう散々であった。

帰りにお腹が空いたので皆で

耳塚市のみならず泉州地区で

1番と博喜が言い続けている

旭山ラーメンを食べて帰って来たので

お腹が一杯でもう眠いけど

シャワーに入らなきゃ

こんなに汚れてしまったので

眠れるわけも無く私は今

バスルームの脱衣場に居た。

大学に入り1人暮らしを始めたので

入浴の時間も誰に気兼ねする事なく

自由には入れるのが少し大人の気分を

味わえる。

(実家に居た時はいちいち親が

うるさかったからな~)

脱衣場で脱いだ服を網に入れ

洗濯機へ放り込むと

上下のお揃いの黒の下着も

同じように洗濯機へ投げ込んだ。

バスルームの鏡を見ながら

(あ~もう少し

胸あればなぁ・・・

水泳やってたら胸大きくならないって

博喜が高校の時に持村君たちと話して

いたのが聞えそれを気にして

大学では水泳部に入るのをやめたのに

私のAカップは

全然大きくならないんよな~)

脱衣場の鏡を見て大きくため息を

つくと自分のヌードをこれ以上

眺めていてもプロポーションが

良くなるわけでもないので

今日の八龍での汚れを

落とす為に浴室に入った。

私は湯船に湯を張りながら

湯船が満タンになるのを

待つ時間でシャワーを浴びながら

身体の汚れを落としていく。

一通り洗い流すとバス用の

プラスチック椅子に座り

鏡の前でボディーソープを

付けたタオルで身体を擦ろうと

思うと今何か鏡に浴室のドアが

開きそしてまた閉まったような

気がした。

(えっえっ・・・

なんなん?)

私は目の錯覚かな?

それとも閉め忘れてたのが閉まっただけよね?

でも私キチンと閉めたし・・・

今確か1度開いたよね・・・

(もう~いやや~

博喜が変な所に連れて

行ったからしょーもない

事でも余計怖く感じるやんか~

もう博喜のアホッ!)

私は気のせいだと思うようにして

そのまま身体をタオルで洗い始めた。

身体を流し座ったままシャワーに

手を伸ばし身体についたボディーソープを

洗い流す。

(ふぅ~

やっぱり気のせいやよね。

もう博喜のアホッ!)

私は全て彼氏の博喜のせいに

しながら怖さを紛らわせていた。

(しかしあの木林君と付き合う事に

なるとはなぁ・・・

う~ん・・・

付き合ってんのかな?)

私達はどちらから付き合っても

言っていないが大学が同じ大学を

受けると解った頃から良く

食事や買い物に一緒に行くように

なり木林君が

「あっちゃん」から「アズサ」

と呼ぶようになったころから

私も

「木林君」から「博喜」

と呼ぶようになっていた。

私はたまに

「アホ」

とも呼んでしまうし木林君も

私の高校の時のトラウマの

「豚に追いかけられた女」

とか呼ぶことがある。

そのたびに私は博喜の背中を

バシバシ叩いていた。

そんな関係で実は博喜とはまだ

キスしかしておらずにエッチは

していなかった。

多分博喜は初めてではないだろうし

私も実は高校の時に部活を引退し始めて

からファミレスでウエイトレスの

アルバイトをし出してそこで知り合った

大学生の事2か月ほど付き合っていた。

その時の大学生の彼氏が初めての相手で

その後その大学生の彼氏が浮気性で

どうしようも無い相手で悩んでいたのを

ファミレスの社員で副店長の

27歳の既婚者の

人に相談しその人に慰められていた時に

つい何となく2度目の経験をしてしまった。

正直その大学生の彼氏とのエッチでは気持ち

良いと思った事は無かったが副店長との

エッチは凄く気持ち良かった。

さすが大人というか初めて逝く事も

知った。

もしこのまま近々博喜としてしまう

と3人目の相手となる。

(博喜って・・・

わけのわからんことで子供みたいに

はしゃぐし変な所に思いっ切り食いつく

所が高校の時から気になってたねんなぁ・・・

そう言う所が博喜の好きな所かな?

この間電話で理美ちゃんと話した時に

言ったら笑われたねんな~

高校の時からあっちゃん木林君の事

好きやと思ってたって・・)

私は今日少し博喜に八龍に連れて行かれた

事で文句言い過ぎて叩き過ぎたかなと

反省しながら身体を流し終ると頭を洗う為に

シャンプーを手に出した。

高校の時は部活の為に黒髪で肩にかかるか

かからないくらいの長さでいつも揃えて

いたが大学に入り私は髪を少し伸ばし始めた。

今では背中に掛かるほどの長さまで伸び

少し明るめの色に染めてみた。

博喜が似合う似合うと褒めてくれたのが

嬉しかった。

私が頭を洗おうと手に出したシャンプーを頭に

つけながら頭を洗っていると

今何かが足に触れた気がした。

(えっえっ

何?今なんか当たった?)

気のせいかと思い

そのまま頭を洗い何か気持ち悪いし

さっきの浴室の入り口の事も

あり少し怖いのもあったので

急いで頭を洗い流し目の自由が利くように

したかった。

私はシャワーで頭についた

シャンプーを一気に洗い落とすと

タオルを絞りすぐに顔を拭いた時

さっきと同じ感触が今度は

太ももに1回と背中に1回

・・・

(これって・・・

人の手の感触・・・?

うそうそうそうそっ!

もう~博喜のアホ~!!

気のせいやんな~

気のせいって言ってよっ!

博喜~!!)

私は今確かに身体に触れた箇所に

自分の手をやってみる。

触れられた感触と私の手の感触

同じように感じる・・・

(何か気持ち悪いけど

自分の手で触るより

気持ち良かったかも・・・・?

って何考えてんよ~私っ

もしそうやとしたら確実に

今ここに誰か居るって事に

なるんやでっ

ってかなにこれ?

もうっ博喜の好きそうな

話やんこんなん!

神様これは私への

オカルト好きの彼氏を

作ろうとしている罰ですか~!)

いやいやいやいやっ!!

私は顔を急いで拭きながら

目の前の鏡を見るが何も

映っていない。

今私の背後には誰も

居ない事が確認できる。

(アカン完全に私の

今のノリ博喜みたいに

なってきてるっ

もうっあのアホと付き合うように

なってからロクなことないわっ)

私は怖さを紛らわせるために

オカルト関係や幽霊など物とも

しない博喜の事をばかり

考えながら早く身体温めて浴室から

出ようと思いプラスチックの

椅子から立ち上がり湯船に入る為に

湯船に手を付いた瞬間

『あっちゃん~

久しぶり~』

という声が聞えたと

思うと身体が動かなくなっていた。

《第2.5章 カワシタの野望シリーズ 1人目 第3話 ターゲット斉藤アズサ1 終わり》



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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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