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扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲11 誤算、準備不足 牧村茜 

とりあえず真由佳ちゃんは救えたし逃がす事にも成功した。

後は私がこの場から立ち去ることが出来れば、この色情霊は
後日しっかりと霊具の装備を整えてから見つけ出し駆除する
事は可能である。

今ならまだ駆除可能だが後日となるとどうなっているか
解らないが・・・

こんなに貪欲で成長の早い色情霊は見たことが無い。

しかし今のこの状況は良くない・・・
私も元霊能者の端くれで今も霊具使いとして裏では悪しき
霊を駆除したり、困っている人を見つけたら陰ながら救ったりは
しているのだ。

しかしこのナカマという色情霊の力は全く予想外であった。

私の両足の間に入り顔が完全に再生したナカマは
手で私のパンストを数か所破り膝から上を手で弄ってくる。

やはり色情霊の触覚は通常の人間のそれとは大きく異なり
とてつもない性感を与えてくる。

今まで色情霊も何体か駆除してきたが触れられることすら
せずに散華させてきたので私自身もこの快感は初めてであった。

「ぐふふふぅ
西口の若くて健康的な
肉の弾けも良かったがぁぁ
茜ママさんのきちんとポロポーションを
管理している熟れたこの素足の感触も
また良いですね~
げふふふぅぅ
しかも黒のパンツが凄くお似合いで
あなたからも良い精液を吸収できそうだぁ~
1日に2人から吸収できることになるとは
ついていますね~私もっ」

くっ・・・この下郎が・・・
完全に甘く見ていた・・・
私のミスだわ・・・
今この下郎を駆除するのは正直無理・・・
何とかこの場から無事に逃げ出すことを考えないと・・・
色情霊には余程何度も何度も精液を搾取されない
限り命を落とす事はないが・・・
こんな男とSEXするのは嫌よ・・・

私は私の股間にまだ敗れていない部分のパンストと
ショーツに守られている下半身に顔を押し付けてきた
ナカマを手で持っていた霊具の扇子、破邪の舞で
一閃した。

キュイーーーーンッ!!

『もげぇぇぇぇえっっ!!』

今度は霊具の力のみならず私の霊力も込めたので
扇子が蛍光の赤色に輝きナカマの顔を再び切断する。

ナカマはまぬけな声を上げ顔の鼻から上は散華した。

よしっ!やはり今度は再生が遅いっ!
私の霊力をかなり込めた破邪の舞の一閃は効果があり
さっきのような高速での再生はしないがやはり徐々に再生は
しているようで、私は仲間をヒールで数度蹴り再生した個所を
更に散華させ、私の足首を掴む手にも破邪の舞の一閃を
加えて首から先を切断するとようやく立ち上がれた。

ビリビリに敗れたパンストがたかだか色情霊ごときに不覚を
取った証拠であるのが悔しく思う。

こんな姿、源二さんに見られたら笑われるわ・・・

私はこのまままだ気持ち悪い姿で再生中のナカマを
放置し真由佳ちゃんを逃がした裏口へ向かい走ると前から
今度はナカマの影響により広がった穴から湧いて出てきた
浮遊霊の大群に襲われる。

ちょっと待ってよ・・・今あなたたちの相手をしいている場合じゃ・・・

シュンッ!!キュイーーーーンッ!!

私は破邪の舞で浮遊霊四体をなぎ倒し散華させると
急いで裏口を目指そうとしたが私の足首にはまた
再び性感を感じさせる感触で足首を握られていた。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲11 誤算、準備不足 牧村茜 終わり⦆



藤宮まりあさんの初裏
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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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