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扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲12 屈辱 牧村茜 

私は裏口に向かう狭い通路で腐ったオオサンショウウオの
ような容姿で床を這ってきたナカマに足首を掴まれ予想以上に
強い力で掴まれたのでヒールが脱げてしまう前のめりに倒れて
しまった。

「くっ!」

この化け物・・・

『ぐへへへぇぇぇぇ
茜ママさん美味しそうな
太ももにお尻をしていますね~
げふふふぅぅ』

ナカマは私の足首から膝裏、太ももへと
這い上がり手をタイトスカートの中にまで
這わせてくる。

くっ!・・・これが色情霊ならでは
の淫猥な霊子・・・予想以上の快感ね・・・

私はナカマの人間の力では到底太刀打ちできないほどの
腕力を得た力で抑えつけられ、身動きが取れずに居るが
ヒールは脱げたがまだ手に持っている霊具である扇子。
破邪の舞で何とか反撃の隙を伺っているが体勢が悪い。

前のめりに倒れた時に私の腕が私の胸の下で下敷きに
なり扇子を掴んだまま行動不能になっていた。

その上、下半身からナカマに凄い力で足を抑えられ
今は既に腰まで掴まれナカマの顔が私のタイトスカートを
まくり上げヒップの辺りにまで近づいてきていた。

手を封じ込められヒールは脱げてしまいこのままでは
ナカマの好きにされてしまう。

死にはしないであろうがこんな人ではない物に身体を好きに
させたくはない。

おまけに私の体内から性感により放出する液体は色情霊の
力を増幅させるのだ。

修業時代に聞いたが、霊能者の体液が色情霊に吸収されれば
普通の人間の体液を吸収するより数倍色情霊の力が増幅される。
だから霊能者であるならば色情霊に不覚を取ることは恥とせよ。
師にはそう教えられた。

くっこのままでは・・・

『げふふふふぅ~
西口とは違い熟れた尻をしておりますな~
茜ママ~』

ぐにゅぅぅぅっ

「くっ!!うぅっ・・・・」

ナカマは私の太ももからヒップにかけてを容赦なく
力を込めて握る。

ぐっ!!何!?この性感っ!!

まさか太ももやヒップをパンスト越しに下着の上から
握られるだけで絶頂してしまうなんて思いもよらなかった。

これは・・・マズイ・・・

『ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃぁぁぁっっ!!
茜ママの黒の下着から美味しそうな水が溢れ出て
きておりますぞ~』

ジュルルルル~!!

「くっくぅぅぅぅぅっ!」

うそでしょ!?この男私の股間を下着の上から
吸い取った・・・
うそうそっ!!これは・・・また・・・

『ひゃぁぁぁ美味い!これは美味い!
おやおや?茜ママそんなに熟れた尻を前後させて
そんなに早く私の一物が欲しいですかな?』

こんなクズ霊に・・・

サボっていた報いね・・・

娘から逃げて・・・旦那から逃げて・・・

美弓、源二さん・・・

私は身動きが取れずどうしようもない状況で
うつ伏せのままタイトスカートをまくり上げられ
下半身にナカマと言う色情霊に顔を埋められた
この屈辱的な状況で一瞬で2度も絶頂させられ
絶望感の中で解れた主人と娘を思い出していた。

そんな現実逃避をしていた時・・・

「茜さんっ!!茜ママ!!!」

「ママッ!!どこですか?」

若い男性と女性の声が聞こえる・・・

私は2度目の絶頂で意識が朦朧としていたが
再び目を開けると目の前には黒い足が凄い
勢いで近づいて来る。

ギュルルルルッ・・・

黒い足には見覚えのある黒い靴・・・

あぁ・・・源二さん?

あの靴は源二さんの霊具・・・

しかし源二さんの靴らしき足は足を螺旋状に
赤くそしてその更に外が銀色に輝いている。

「こら~!!おのれ~!!
このクソムシ!!お前ええ加減にせえよっ!!
何人も何人も!!」

『げふふふふぅぅ
来たなキバヤシ~!!!
今の私はこの間とは・・・
げふぅぅぅぅぅぅぅっ!!!』

バシャァァ!!

黒い足が私の顔の上を通り涼しい風を
送ると私の下半身の拘束が解けた。

「ママ大丈夫ですか?」

「あっ真由佳ちゃん・・・」

裏口から駆け込んできたのは先ほど私が救出した
真由佳ちゃんと真由佳ちゃんが連れてきたヒデ君であった。

私は真由佳ちゃんに抱きかかえられ起き上がると扇子を手にした。

真由佳ちゃんも先ほどまでナカマの酷い性的拷問を受けていたのだ。
普通の若い女性なら発狂したり現実逃避したり酷い鬱に陥りそうな
物なのだが真由佳ちゃんは腰がふらついていて肉体的なダメージこそ
あるが精神はしっかりとしている。

この子見た目によらず本当に強いわね・・・霊能者に向いているかも・・

そう思いいくら向いていても今はまだただの可愛い女子大生。
ここでナカマに立ち向かわせるわけにも行かないので
真由佳ちゃんを早く外に連れ出そうとしたが、真由佳ちゃんが連れて
きた彼は私の予想以上であった。

あれは・・・源二さんの霊具の力じゃない・・・
源二さんの霊具ならあそこまで進化してしまった
色情霊の再生には追い付かない・・・
あの赤い光・・・?あれはソウルコンバット?
・・・
・・・
それだけでは無さそうね・・・あの銀色の光?
あの光からはかなり高位の神格並みの霊力を
感じるわ・・・
あれが再生を阻止しているのね・・・凄い・・・

「真由佳ちゃん。ありがとう。
本当に助かったわ。
しかし・・・真由佳ちゃんのナイト・・・
凄いね・・・私の予想以上よ・・・」

「木林君・・・」

真由佳ちゃんはナカマをボロ雑巾のように何度も蹴るヒデ君を
誇らしげに見ていた。

「おら~!!おのれ~!!何が不満で死んでまで
人に迷惑巻き散らかしてんねんっ!!こらっ!!」

バシャッ!!バシャ~!!

既にナカマの上半身は散華させられていて再生が追い付いていない。
顔の無いナカマは悲鳴を上げる事すらできずにただふらついている
下半身のみになった。

私は興奮して怒り狂うヒデ君の肩に手を置き

「ヒデ君ありがとう。
もう良いわ。
君の力でそこまでやれば当分彼は
再生しないから。
でも今の君の素質だけでの戦闘方法では
ここまで進化した色情霊を完全に散華させるのは
不可能よ・・・
今日の所は引きましょう。
この色情霊は・・・私が元の旦那に
相談してでもなんとかするわ。
この町には不要の物よねこれは・・・」

「はぁはぁはぁ・・・
あっママ?無事でしたか!?
西口さんに俺起こされて・・・
ママが中に入ったまま出て来ないって聞いたから・・・
うん?再生?あっこのカスそういえば
前も顔潰したのに・・・
そうかぁ再生するんすねっ!
ほなもう再生できんくらい粉々に・・・」

「ちょっと待ってヒデ君・・・
今は無理よ・・・」

私はヒデ君の腕を掴み彼を見据えて首を横に振る。

「でっでも・・・」

「今は真由佳ちゃんも・・・疲れているし
とにかく今日の所は引きましょう。」

「西口さん・・・あっそうっすね。
西口さんごめんな・・・」

「ううん。
木林くんが居なかったら
ママが大変な事になってたかも
しれないし・・・ありがとうっ」

真由佳ちゃんがヒデ君に駆け寄ってきて
ヒデ君の腕にしがみついたので私はヒデ君の
腕を離した。

頑張れ真由佳ちゃんっ

私は色々な意味を込めそう思いながら2人と一緒に
焼き肉屋モロコシを出た。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲12 屈辱 牧村茜 終わり⦆



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プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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