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茜ママは陸上部の現役の時の武市並みに速かった。

あの細い足でしかもヒールでなんであんなに速いねん・・・
俺も短距離専門と言うわけではないが、元陸上部の端くれ
俺が所属していた中距離パートは時には短距離の練習も
するので、一般の人よりは短い距離でも速く走れる自信が
あったが・・・

しかもママ、ヒールやのに・・・

コツンコツンコツンッ!!

茜さんのヒールが地面を蹴る音がロビンフッドやスナック楓
が入っているテナントの横のアスファルトに鳴り響く。

「ヒデ君っ!近いわっ!」

「えっ!?マジっすか!?
テナント出たばっかりっすよ・・・」

俺は階段を駆け下りてテナントのビルを出て
少し国道添いに走ると急ブレーキをかけるように
止まった茜ママの後ろで止まる。

「ここね・・・」

茜ママはテナントビルのすぐ隣にある今は営業されていない
焼き肉屋
【焼肉モロコシ】
という店の前で止まっている。

ここか・・・

「あっ!?」

あの歪んだ籠のチャリンコは・・・

俺は前日に西口さんを家に送り届けた時に
公園で会話の流れから怒りに任せてどついて
歪ませてしまった西口さんのチャリンコの籠が目に入る。

あの歪み方・・・まさしく西口さんのチャリンコ・・・

「どうしたの!?ヒデ君?」

「あっそこで倒れてるチャリンコ・・・
西口さんのんですわ・・・」

茜ママが「ここね」と言った
焼き肉屋モロコシの裏口の横に
西口さんの籠の歪んだチャリンコが倒れている。

俺は何か背筋にゾワゾワとする寒気でも悪寒でもない
物が走る。

義男に対する怒りからなのか・・・

それとも西口さんまで、陽子さんや美智子さん、アズサのように
義男に・・・

そう思うと俺は胸が苦しくなり目頭が熱くなってきていた。

あのカスッ!!!
何べん蹴り倒したら消えるねんっ!!

茜ママは怒りに震えている俺を優しい目で
見ながら

「あの自転車は真由佳ちゃんのものなのね・・・
ヒデ君・・・
ごめんね・・・
君も真由佳ちゃんを助けに行きたいでしょうけど・・・
ここからは私が1人で行くわ・・・
相手が色情霊という事は
真由佳ちゃんも君に見られたくない
状況である可能性が高いでしょうし・・・」

確かにそうだ・・・
陽子さんの時もそうだった。

しかし俺は義男のカスにはなんぼ蹴っても蹴り足らない
くらいの恨みがある。

「そっそれはそうっすけど・・・
しかし義男のアホには・・・
あっ・・うぅ・・ママ何を・・・」

俺は茜ママに香水のような物をふりかけられると
とてつもない気持ち良さと共に強烈な眠さに襲われ
その場で力が抜けて行った。

「ごめんね。
ヒデ君・・・
これは私の霊具の1つで
本来は霊を見せたら危険な人を
眠らせる為に使うものなの・・・
発狂しちゃった人を大人しくさせる
為とかね・・・」

そう言いながら茜は崩れ落ちる木林を受け止め
焼き肉屋モロコシの脇の路地にあるベンチに寝かせた。

「ここなら・・・人通りも無いし
みぐるみはがされることもないよね。」

茜は笑顔で眠る木林を見ながら

「君は本当に不思議な子ね。
あの人が・・・源二さんが
気に掛けるのも解るわ・・・」

そう言いながら茜は営業されていない
焼き肉屋モロコシの勝手口から店内に入っていた。

奥からは明らかに真由佳の悲鳴とも喘ぎ声ともとれる嬌声が聞こえてくる。

「あっあああぁぁぁっ!!きゃぁぁぁぁっ!!
いや~!!仲間先生っ!太いッ!!壊れちゃいますっ!!
もう許してくださいぃぃ・・・」

何という事なの・・・遅かったか・・・

茜は相手が色情霊であると木林から聞いた時から
高い確率で真由佳が犯されているであろうという
予測はしていた。

しかしまだその過程であれば何とか救いたいとも思っていたのだ。

なっ・・・この店にも穴が・・・

茜が真由佳が色情霊に犯されているおそらくは
店内の座敷のあたりであろう場所に歩を進めると
店のカウンターや調理場の裏にある控室のような
部屋の開いたドアから浮遊霊が3体ほど顔を覗かせていた。

真由佳ちゃんを犯している色情霊はもうかなりの人数の
生きた女性の精液を吸い取っているようね・・・

色情霊は生きた人間の精液を吸い取ることで色情霊として
成長する。
成長した色情霊は自分が事を起こそうとする
スペースに自動的に穴を作る。
高位の色情霊になればなるほどその穴から出てくる
浮遊霊もバリエーションに冨み人間にとって害悪な
浮遊霊が多く出てくる・・・

しかしあの色情霊木林君の話では、ヒデ君や真由佳ちゃんが高校を卒業してから
死んだ元教師・・・
それならまだ色情霊になり1年も経っていないはず・・・
そんな短期間で穴をあけれる存在にまで成長するなんて・・・
外的要因が働いていそうね・・・
誰か彼を利用して良からぬ事を考えている者が居る・・・?

茜は穴から出てきた3体の浮遊霊に向かいゆっくり歩くと
白のスーツの上着の内ポケットから扇子を取り出すと
一閃した。

シュルルルルッ!!

キュイーンッ!!

一閃した扇子は浮遊霊三体を撫で斬りにすると浮遊霊たちは
およそ不浄の霊が奏でる音とは思えぬほど美しい高音と共に
散華した。

「哀れな者達よ。
せめて美しい挽歌に
奏でられ逝きなさい・・・」

茜は扇子を手に持ったまま
さらに座敷に向かい歩を進める。

真由佳ちゃん・・・

ここまで真由佳の悲鳴が聞こえてくる。
耳が痛い・・・
胸が痛い・・・
茜は暗い店内ではあるが外のテナントの灯りが
少し入ってくる薄明りを頼りに自慢の俊足を急がせた。

コツンコツンコツンッ!

「あっあ・あ・あ・あ・あ・・・・
あぁ・・・もう無理・・あぁ・・・
それはいや~!!その突き方やめてくだ・・・
ひぎぃぃぃぃぃぃっ!!あぁぁぁぁっ!!いくぅぅぅっ!!」

真由佳ちゃんっ!!

茜が速足で店内を座敷へ進む。
途中襲い掛かってきた浮遊霊2体を速足のまま
美しい挽歌を奏で散華させるとやっと
真由佳の居る座敷に着いた。

そこに真由佳の姿が視界に入った
瞬間、茜の切れ長の美しい瞳からは
大粒の涙が頬を伝っていた。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲8 突入するものに残される者 終わり⦆



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扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲9 牧村茜

「真由佳ちゃん・・・」

私は今は営業されていない私のお店が
あるテナントの横の焼肉モロコシの
座敷の上でギロチンのような拘束具に
繋がれ後ろから霊に犯されている真由佳ちゃんを
見て勝手に涙が溢れ出て来ていた。

この霊がヒデ君や真由佳ちゃんが通っていた高校の
元教師・・・許せないわね・・・

「あああぁっ!!いぎぃぃぃっ!!
仲間先生っおねがいしますっ!もう許してくださいっ!!
あぁぁぁぁぁぁぁもう逝きたくないっ!
逝きたくないのですぅっ!あぁぁぁあんっ!!
はぁはぁはぁ・・・・あぁ・・あ・・・茜ママ・・・
助けて・・・」

真由佳ちゃんは私がここに来て真由佳ちゃんと呟いた事に
気づいたのかそれとも無意識でか私の名前を呼び助けてと
最後に呟き果てていた。

そして真由佳ちゃんの腰を掴み後ろから霊体であるのに
男性器を挿入している、ナカマという教師の霊も私に
気づいたようである。

『フフフ
いらっしゃいませ。
はぁ~あなたでしたか?
私に訳の分からない香水をふりかけた
事あなた覚えておりますかな?
フフフ
あなたのお店で働くこの西口真由佳は
私の教え子でしてね~
今お仕置き中だったのですが・・・
ほほ~う。
こうやってよく見るとあなたもかなり
綺麗な方ですね~
最近は女子大生やOLばかりを犯していたのですが・・・
あなたのような大人の女性も良いですね~
今の私にはあの香水は効きませんよ~』

そうか・・・
この霊は昨夜私の店に迷い込んできた浮遊霊・・・
しかしたった1日で随分様変わりしたものね・・・
昨夜はまだ浮遊霊に毛が生えたくらいで大した霊力を
感じなかったけど・・・

これは・・・通常の色情霊の霊力を越えているわね・・・
明らかに第三者の力が働いているわ・・・

私が無意識に私の手製の霊を切断して散華させる霊具である
赤の扇子を構えていた。

確かにこの色情霊の言うように除霊用の霊具である香水では
除霊はかなわないであろうと思った。

ニュチョリ・・・ドポポポ・・・

色情霊のナカマがやっと後ろから貫いていた
真由佳ちゃんからその醜いものを抜いた。

生々しい音と共に真由佳ちゃんの股間から
透明の液体が床をつくように滴り落ちるのが
これまでどれほどこの色情霊が真由佳ちゃんを
凌辱していたのかを物語っている。

『あなたも只者では無さそうですが
今の私を駆逐しようと思いここへ
来たのでしたら甘いですよ~
私を舐めていたらあなたも
この西口さんのようにギロチンに繋ぎ
お仕置きをされることになりますからね~
いや~しかし綺麗な方ですね~
西口さんで2回も放出した私の股間も
またあなたを見て元気になってきましたよ~
フフフ・・・』

まさに愚者ね・・・
死してなお性欲をむさぼる哀れな男・・・
私は扇子を開き、スーツのポケットから
除霊用の強めの香水を出し口元に当てた
扇子の裏に香水を隠すように構えた。

「哀れな色情霊ね。
あなたのような愚者には成仏すらかなわないでしょう。
心置きなく散らせてあげるわ。」

『ひゃひゃひゃひゃっ
ぐふふふっ
私は気の強い女性は好物ですよ~
この西口真由佳も気の強さよりも
芯の強さと精神の強さがありなかなか
壊れずにお仕置きし甲斐がありましたが
あなたもさぞかしお仕置きのし甲斐がありそうですね~
ぐふふふっ』

昨夜見た時とは別人・・・否別霊ね・・・
もう顔の表情が人のそれから怨霊のそれに
変わってきている・・・
真由佳ちゃんからもかなり精液を吸い取ったようね・・・
それで力を上げたのね・・・

ナカマは私に向かい両手を広げ襲い掛かってくる
私は口元に当てていた扇子の裏から除霊用の強めの
香水をふりかけ身をかわす。

シュッ!!

『ぐへぇぇぇぇっ
ぐふふふっ少ししみりますが
効きませんな~』

あ~気持ち悪い・・・
変な顔で笑わないでよ
さぞかし生きていた時も気持ち悪い顔してたんでしょうね。

しかし今、私の作った中では1番強力な除霊用の香水を
ふりかけてもかかった顔の左半分を召し消えたのだが再生能力が
半端じゃない・・・
すぐに消えた部分が再生され再生されながら
笑っているので気持ち悪さに輪をかけている。

私は牽制にすら使えないと解り霊具である香水をスーツの
ポケットにしまった。

香水が効かないかもしれないのは解っていた事。
しかしこの色情霊のナカマの色情霊としての強度を
図る必要があったのだ。

もしかして・・・この男何らかの神格の恵みを受けている?
そうだとしたら霊具のみの力では何ともしようがないかも
しれない・・・

こうなれば肉弾戦でもう少し様子を見て何とか隙をみつけ
真由佳ちゃんをあのギロチンから解放しここはひとまず
退くしかないか・・・

幸い今日のヒールは源二さんが私の誕生日プレゼントにくれたもの。
霊体を蹴れる霊具である。

私は顔が再生したナカマに向かい膝のあたりにヒールで蹴りを入れた。

シュンッ!!

シュパーン!

『げふぅぅぅぅっ
これは・・・
まさかあなたもあのにっくき
キバヤシと同じく私を蹴れる
人間だったとは・・・
ぐふふふっしかしその
美しいおみ足で蹴られるのと
元教え子に足蹴にされるでは
全然違いますがな~
ぐふふふっ』

「っ!」

まさか・・・私が蹴ったナカマの膝から下は消え去り
散華していったがナカマはその消え去った方の足を
私に振ると私に命中する瞬間に既に足が再生しだしていて
私は不覚にもナカマの蹴りを腰に受け尻餅をついてしまった。

『おっ?これはこれは・・・
ママさんの今日のパンツは黒ですかな?
ぐふふふっ』

よだれをたらしながら尻餅のついた私の足を
めがけてまるで亡者のように迫ってくるナカマ。

私は私の右足首を掴むナカマの顔を目掛けて左足で
こめかみ付近を突くように蹴りその場から立ち上がった。

『うげぇぇぇぇぇっ
げふぅぅっ
全く足癖の悪い方ですなぁ・・・』

ナカマの顔は一瞬消し飛んだがすぐに首から下口の
辺りまでが再生し今は鼻から下だけしか無い状態なのに喋っている。

私はナカマが再生中で追撃を行うチャンスではあったが
先に真由佳ちゃんを救うためにすぐに真由佳ちゃんのそばに行き
ギロチンの拘束部分を外していた。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲9 牧村茜⦆




私はナカマという色情霊を散華させれるチャンスではあったかも
知れないかったが、まずは真由佳ちゃんの救出を優先し真由佳ちゃんを
ギロチンから解放すると、近くに飛び散っていた真由佳ちゃんの下着に
ブラウス、スーツを真由佳ちゃんに着せようとしていた。

すると真由佳ちゃんがまだ意識は朦朧としていたが気が付いた
みたいで私を認識しているような言葉を発した。

「茜ママ?・・・ごめんなさい・・・」

私はあれほどの凌辱を受けたのに正気を失っていなかった
真由佳ちゃんの強さと何に対して謝っているかは分からないが
その素直さに本当の妹のように愛しく思い力いっぱい抱きしめた。

「真由佳ちゃんっ・・・
何で謝るの~
私の方こそ・・・
もっと早く来れずに・・・
ごめんね~」

『げふふふふっ
助け出してしまいましたか
まあもうその西口真由佳は散々
淫らな液体を私に提供して
くれたからもうお返ししますよ。
次はもっと淫らな液体を出してくれそうな
あなたですよ~茜ママさん。
ぐふふふっ』

私はしゃがみ込み膝の上に真由佳ちゃんを乗せて
いる体勢で声の方を睨みつける。
すると何と再生したナカマの顔には歯が肥大化し
牙のようになりこげ茶色のように見えていた
眼球が真っ赤に変色していた。

何なのこの物体は本当にただの色情霊なの?
いくら真由佳ちゃんから力を得たとしてもこれほど
一気に霊力が上がる物なの・・・?

それに見た目で変わるほど力が上がるなんて・・・
聞いたことないわよ・・・

もっと入念に装備を整えてくるべきだったわ・・・

私は真由佳ちゃんを膝から下ろすと

「真由佳ちゃん・・・ここに真由佳ちゃんの服が
全て揃えてあるから早くこれを着てあそこの
裏口から出なさい。
私もこの霊体を片付けたらすぐに行くからね」

「茜ママ・・・」

真由佳ちゃんはゆっくりふらつきながら寝ている状態から
座るとまだ虚ろな目で周りの服を探している。

あれだけ辱めを受けたのにこれだけ動けるとは・・・
真由佳ちゃんはとにかく大丈夫そうだと思い私は
立ち上がりスーツの上着を脱ぎ内ポケットから霊具の
赤色の扇子【破邪の舞】を取り出しパチーンッ!という
高音と共に広げてナカマに向かい臨戦態勢を取る。

『げふふふふっ
茜ママ~あなたの液体は美味しそうですね~
さぞかし大人の味がするのでしょうな~
あなたを喰らい私は更に力をつけると
しましょうかぁ~
げふふふっ』

色情霊になったばかりのナカマはおそらくは
まだ人の形を保ち、容姿も生きていた頃のそれに
近い状態であったのであろうが今はもう姿は醜悪そのもの
とても元人間で教職員であったような男には見えない。

最近私も見たアメリカドラマに出てくるウォーカーの
ような容姿に近づいて行っている。

「ママ・・・大丈夫ですか・・・」

真由佳ちゃんが服を着終わりふらついた足取りで
心配そうに私へ近づいてくる。

「真由佳ちゃん、大丈夫よ。
私実は結構強いんだから。
ほら君の同級生のヒデ君?
あっ本名は違うかな?
彼よりも強いのよ。」

私は笑顔で真由佳ちゃんにそう言い背中を押し裏口へ向かわせる。

「さあ行きなさい」

真由佳ちゃんはヒデ君より強いと聞き安心したのか
少し表情を緩めると裏口へと向かい歩き始めた。

ナカマの狙いはどうやら今はもう私みたいで
真由佳ちゃんはすんなり裏口から出ることが出来た。
私が睨みを効かせていたこともあったのかナカマは
私の扇子を持つ手の動きに赤い眼球を集中させている。

『ぐふふふふぅぅぅ
茜ママさんの注意するところは
その切れる扇子にそのおいしそうな美脚
から繰り出される強烈な蹴り技が危険ですね~
ではまず・・・』

ナカマは両手を広げ一直線にラグビーのタックルの様に
低い姿勢で私に向かい突進してきた。

所詮力は上がれど身のこなしは素人。
私は身体を開き半身になりナカマの突進を交わし
行き過ぎたナカマの首を破邪の舞で一閃する。

スパーンッ!!キュイーンッ!!

高音を奏でナカマの首は綺麗に切断される。

「ふぅ・・・」

もう再生しないでよ・・・

首が切断され私の足元にバタリと転がった
ナカマの首から下の動かなくなった残骸を
見ながら私は再生するなと思っていると
首の無いナカマの躯の手が私の足首を掴む。

「なっ・・・」

この色情霊いったいどうなっているのよ・・・

不意に足首を掴まれた私はその場に尻餅をついてしまい
足首からふくらはぎへと這うように上ってくるナカマは
また高速で顔が再生されていく。

こんな色情霊見た事ない・・・

私は予想外のナカマの握力で足を掴まれ立ち上がろうにも
動けずに仕方なく霊具のヒールで仲間を何度となく蹴るが
蹴る箇所、蹴る箇所が次から次へと再生されナカマは私の膝を
掴み足の間を這うように太ももの辺りまで来た時には顔は全て
再生されていた。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲10 予想外の力の色情霊 牧村茜 終わり⦆




とりあえず真由佳ちゃんは救えたし逃がす事にも成功した。

後は私がこの場から立ち去ることが出来れば、この色情霊は
後日しっかりと霊具の装備を整えてから見つけ出し駆除する
事は可能である。

今ならまだ駆除可能だが後日となるとどうなっているか
解らないが・・・

こんなに貪欲で成長の早い色情霊は見たことが無い。

しかし今のこの状況は良くない・・・
私も元霊能者の端くれで今も霊具使いとして裏では悪しき
霊を駆除したり、困っている人を見つけたら陰ながら救ったりは
しているのだ。

しかしこのナカマという色情霊の力は全く予想外であった。

私の両足の間に入り顔が完全に再生したナカマは
手で私のパンストを数か所破り膝から上を手で弄ってくる。

やはり色情霊の触覚は通常の人間のそれとは大きく異なり
とてつもない性感を与えてくる。

今まで色情霊も何体か駆除してきたが触れられることすら
せずに散華させてきたので私自身もこの快感は初めてであった。

「ぐふふふぅ
西口の若くて健康的な
肉の弾けも良かったがぁぁ
茜ママさんのきちんとポロポーションを
管理している熟れたこの素足の感触も
また良いですね~
げふふふぅぅ
しかも黒のパンツが凄くお似合いで
あなたからも良い精液を吸収できそうだぁ~
1日に2人から吸収できることになるとは
ついていますね~私もっ」

くっ・・・この下郎が・・・
完全に甘く見ていた・・・
私のミスだわ・・・
今この下郎を駆除するのは正直無理・・・
何とかこの場から無事に逃げ出すことを考えないと・・・
色情霊には余程何度も何度も精液を搾取されない
限り命を落とす事はないが・・・
こんな男とSEXするのは嫌よ・・・

私は私の股間にまだ敗れていない部分のパンストと
ショーツに守られている下半身に顔を押し付けてきた
ナカマを手で持っていた霊具の扇子、破邪の舞で
一閃した。

キュイーーーーンッ!!

『もげぇぇぇぇえっっ!!』

今度は霊具の力のみならず私の霊力も込めたので
扇子が蛍光の赤色に輝きナカマの顔を再び切断する。

ナカマはまぬけな声を上げ顔の鼻から上は散華した。

よしっ!やはり今度は再生が遅いっ!
私の霊力をかなり込めた破邪の舞の一閃は効果があり
さっきのような高速での再生はしないがやはり徐々に再生は
しているようで、私は仲間をヒールで数度蹴り再生した個所を
更に散華させ、私の足首を掴む手にも破邪の舞の一閃を
加えて首から先を切断するとようやく立ち上がれた。

ビリビリに敗れたパンストがたかだか色情霊ごときに不覚を
取った証拠であるのが悔しく思う。

こんな姿、源二さんに見られたら笑われるわ・・・

私はこのまままだ気持ち悪い姿で再生中のナカマを
放置し真由佳ちゃんを逃がした裏口へ向かい走ると前から
今度はナカマの影響により広がった穴から湧いて出てきた
浮遊霊の大群に襲われる。

ちょっと待ってよ・・・今あなたたちの相手をしいている場合じゃ・・・

シュンッ!!キュイーーーーンッ!!

私は破邪の舞で浮遊霊四体をなぎ倒し散華させると
急いで裏口を目指そうとしたが私の足首にはまた
再び性感を感じさせる感触で足首を握られていた。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲11 誤算、準備不足 牧村茜 終わり⦆



藤宮まりあさんの初裏
私は裏口に向かう狭い通路で腐ったオオサンショウウオの
ような容姿で床を這ってきたナカマに足首を掴まれ予想以上に
強い力で掴まれたのでヒールが脱げてしまう前のめりに倒れて
しまった。

「くっ!」

この化け物・・・

『ぐへへへぇぇぇぇ
茜ママさん美味しそうな
太ももにお尻をしていますね~
げふふふぅぅ』

ナカマは私の足首から膝裏、太ももへと
這い上がり手をタイトスカートの中にまで
這わせてくる。

くっ!・・・これが色情霊ならでは
の淫猥な霊子・・・予想以上の快感ね・・・

私はナカマの人間の力では到底太刀打ちできないほどの
腕力を得た力で抑えつけられ、身動きが取れずに居るが
ヒールは脱げたがまだ手に持っている霊具である扇子。
破邪の舞で何とか反撃の隙を伺っているが体勢が悪い。

前のめりに倒れた時に私の腕が私の胸の下で下敷きに
なり扇子を掴んだまま行動不能になっていた。

その上、下半身からナカマに凄い力で足を抑えられ
今は既に腰まで掴まれナカマの顔が私のタイトスカートを
まくり上げヒップの辺りにまで近づいてきていた。

手を封じ込められヒールは脱げてしまいこのままでは
ナカマの好きにされてしまう。

死にはしないであろうがこんな人ではない物に身体を好きに
させたくはない。

おまけに私の体内から性感により放出する液体は色情霊の
力を増幅させるのだ。

修業時代に聞いたが、霊能者の体液が色情霊に吸収されれば
普通の人間の体液を吸収するより数倍色情霊の力が増幅される。
だから霊能者であるならば色情霊に不覚を取ることは恥とせよ。
師にはそう教えられた。

くっこのままでは・・・

『げふふふふぅ~
西口とは違い熟れた尻をしておりますな~
茜ママ~』

ぐにゅぅぅぅっ

「くっ!!うぅっ・・・・」

ナカマは私の太ももからヒップにかけてを容赦なく
力を込めて握る。

ぐっ!!何!?この性感っ!!

まさか太ももやヒップをパンスト越しに下着の上から
握られるだけで絶頂してしまうなんて思いもよらなかった。

これは・・・マズイ・・・

『ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃぁぁぁっっ!!
茜ママの黒の下着から美味しそうな水が溢れ出て
きておりますぞ~』

ジュルルルル~!!

「くっくぅぅぅぅぅっ!」

うそでしょ!?この男私の股間を下着の上から
吸い取った・・・
うそうそっ!!これは・・・また・・・

『ひゃぁぁぁ美味い!これは美味い!
おやおや?茜ママそんなに熟れた尻を前後させて
そんなに早く私の一物が欲しいですかな?』

こんなクズ霊に・・・

サボっていた報いね・・・

娘から逃げて・・・旦那から逃げて・・・

美弓、源二さん・・・

私は身動きが取れずどうしようもない状況で
うつ伏せのままタイトスカートをまくり上げられ
下半身にナカマと言う色情霊に顔を埋められた
この屈辱的な状況で一瞬で2度も絶頂させられ
絶望感の中で解れた主人と娘を思い出していた。

そんな現実逃避をしていた時・・・

「茜さんっ!!茜ママ!!!」

「ママッ!!どこですか?」

若い男性と女性の声が聞こえる・・・

私は2度目の絶頂で意識が朦朧としていたが
再び目を開けると目の前には黒い足が凄い
勢いで近づいて来る。

ギュルルルルッ・・・

黒い足には見覚えのある黒い靴・・・

あぁ・・・源二さん?

あの靴は源二さんの霊具・・・

しかし源二さんの靴らしき足は足を螺旋状に
赤くそしてその更に外が銀色に輝いている。

「こら~!!おのれ~!!
このクソムシ!!お前ええ加減にせえよっ!!
何人も何人も!!」

『げふふふふぅぅ
来たなキバヤシ~!!!
今の私はこの間とは・・・
げふぅぅぅぅぅぅぅっ!!!』

バシャァァ!!

黒い足が私の顔の上を通り涼しい風を
送ると私の下半身の拘束が解けた。

「ママ大丈夫ですか?」

「あっ真由佳ちゃん・・・」

裏口から駆け込んできたのは先ほど私が救出した
真由佳ちゃんと真由佳ちゃんが連れてきたヒデ君であった。

私は真由佳ちゃんに抱きかかえられ起き上がると扇子を手にした。

真由佳ちゃんも先ほどまでナカマの酷い性的拷問を受けていたのだ。
普通の若い女性なら発狂したり現実逃避したり酷い鬱に陥りそうな
物なのだが真由佳ちゃんは腰がふらついていて肉体的なダメージこそ
あるが精神はしっかりとしている。

この子見た目によらず本当に強いわね・・・霊能者に向いているかも・・

そう思いいくら向いていても今はまだただの可愛い女子大生。
ここでナカマに立ち向かわせるわけにも行かないので
真由佳ちゃんを早く外に連れ出そうとしたが、真由佳ちゃんが連れて
きた彼は私の予想以上であった。

あれは・・・源二さんの霊具の力じゃない・・・
源二さんの霊具ならあそこまで進化してしまった
色情霊の再生には追い付かない・・・
あの赤い光・・・?あれはソウルコンバット?
・・・
・・・
それだけでは無さそうね・・・あの銀色の光?
あの光からはかなり高位の神格並みの霊力を
感じるわ・・・
あれが再生を阻止しているのね・・・凄い・・・

「真由佳ちゃん。ありがとう。
本当に助かったわ。
しかし・・・真由佳ちゃんのナイト・・・
凄いね・・・私の予想以上よ・・・」

「木林君・・・」

真由佳ちゃんはナカマをボロ雑巾のように何度も蹴るヒデ君を
誇らしげに見ていた。

「おら~!!おのれ~!!何が不満で死んでまで
人に迷惑巻き散らかしてんねんっ!!こらっ!!」

バシャッ!!バシャ~!!

既にナカマの上半身は散華させられていて再生が追い付いていない。
顔の無いナカマは悲鳴を上げる事すらできずにただふらついている
下半身のみになった。

私は興奮して怒り狂うヒデ君の肩に手を置き

「ヒデ君ありがとう。
もう良いわ。
君の力でそこまでやれば当分彼は
再生しないから。
でも今の君の素質だけでの戦闘方法では
ここまで進化した色情霊を完全に散華させるのは
不可能よ・・・
今日の所は引きましょう。
この色情霊は・・・私が元の旦那に
相談してでもなんとかするわ。
この町には不要の物よねこれは・・・」

「はぁはぁはぁ・・・
あっママ?無事でしたか!?
西口さんに俺起こされて・・・
ママが中に入ったまま出て来ないって聞いたから・・・
うん?再生?あっこのカスそういえば
前も顔潰したのに・・・
そうかぁ再生するんすねっ!
ほなもう再生できんくらい粉々に・・・」

「ちょっと待ってヒデ君・・・
今は無理よ・・・」

私はヒデ君の腕を掴み彼を見据えて首を横に振る。

「でっでも・・・」

「今は真由佳ちゃんも・・・疲れているし
とにかく今日の所は引きましょう。」

「西口さん・・・あっそうっすね。
西口さんごめんな・・・」

「ううん。
木林くんが居なかったら
ママが大変な事になってたかも
しれないし・・・ありがとうっ」

真由佳ちゃんがヒデ君に駆け寄ってきて
ヒデ君の腕にしがみついたので私はヒデ君の
腕を離した。

頑張れ真由佳ちゃんっ

私は色々な意味を込めそう思いながら2人と一緒に
焼き肉屋モロコシを出た。

⦅扉シリーズ 第3.5章 ミノムシの逆襲12 屈辱 牧村茜 終わり⦆



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俺は先月までは人生の最高潮に居た。

今年高校を卒業し、大手ライフライン系の
企業に就職もでき、その就職先で25歳と
年上の美人の彼女も出来たのだ。

そんな人生の最高に楽しい時期の俺を奈落の底に
突き落とす事件が起きた。

彼女の神尾美智子さんが会社に来なくなったのだ。
そしてその原因が訳の分からない幽霊に犯され
精神を病んでしまったのである。

しかも美智子さんを犯した幽霊は、俺の高校時代の
古典教師である仲間義男。

高校時代は同級生でも口の悪い、仲代や木林からなどは
ミノムシと呼ばれ弄られていた冴えない教師である。

俺は偶然出会った元高校時代の同級生の冨田に
美智子さんの住むマンションに着いて来てもらい
何とか美智子さんを自宅から連れ出し、今、美智子さんは
同じく同級生の西口真由佳さんの部屋で世話になっている。

何と驚くことに美智子さんと同じマンションに住んでいた
同級生の斎藤アズサさんも義男に犯されていた。

そして木林がバイトするレディースBARに客として飲みに来る
西口さんの勤めるスナックの先輩の陽子さんと言う美しい
グラマラスな女性も義男の餌食となっていて今、西口さんの
部屋は義男被害者の会の集まりのようになっている。

俺が冨田と木林の力を借り、美智子さんを部屋から救い出したのが
3日前の話。

その間に木林から連絡が入り、西口さんにアクシデントがあり
3人の世話をするのが難しくなったとの事。

西口さんは彼女が勤務するスナックのママさんの部屋で
暫く世話になることになったとの事で、冨田や木林の
高校時代の陸上部の同胞、北尾が彼が何と所有する
マンションの部屋を2部屋用意してくれたとの事で
1部屋には斎藤さんと陽子さんと美智子さんに住んでもらい
その隣の部屋には彼女らに異常があったり、悪い霊が降りかかった
時に対処する為、交互で木林と冨田が寝泊まりしてくれるらしい。

木林曰く

「さすがに一緒の部屋で寝泊まりするわけにはいかんからな。
そんなハーレム状態も今の彼女らを見てたら義男の対する
怒りがこみ上げてきてストレスが溜まるだけやしな。」

との意見にごもっともだと思った。

そしてその後連絡があった冨田からは

「なあモツよ。
お前がこの間言っていた
覚悟の件やがな。
お前本気か?」

俺は冨田に俺にも冨田や木林のように
不浄な幽霊どもと戦える力をつけたいので
稽古をつけて欲しいと頼んでいた。

冨田の問いに俺は勿論と答えた。

「それなら、俺や木林も別に霊能者という
わけではないし、そもそもお前に戦い方を
教えれる程のもんやないからなぁ・・・
木林に至ってはほぼ天然でただ暴れているだけで
カス霊どもにダメージを与えている状態で俺にも
奴に何であんな力があるかはわからんのや。
だからお前には俺の叔母の兄弟弟子でこの間の
手袋や靴を貸してくれた伊田さんという方を
紹介したるから、その人に弟子入りしてみたら
どうや?」

との冨田との連絡を受け俺は、有難い申し出に
1も2も無く即答で頼むと答えた。

そして今夜、その伊田さんが経営する
GENS,BARというスナックに冨田と木林と
一緒に行くことになっていた。

俺は奴らとの待ち合わせ場所に20分ほど早く着いてしまう。
蜘蛛取駅など来ることが無く人生で初めてこの駅に来た。

駅の改札を出て下った階段の下にあるベンチに座り
2人を待っていると会社帰りのサラリーマンの大群が
俺が降りて来た階段を下ってくる。

しかし・・・

西口さん、アクシデントって・・・

木林は多くを語らなかったが多くを語らなかった
事が余計嫌な事を想像させる。

西口さんまで義男に・・・

アカン俺は何想像してんやっ!

不謹慎やぞっ!

俺には美智子さんと言う美人な彼女がっ!!

俺は西口さんが義男に犯されている姿を
想像しムクムクと元気になりそうに
なってきた一物にモツムラナックルを
お見舞いした。

グシャッ!!

「ぎゃぁぁぁっ!!いててっ!!」

不謹慎にも西口さんのSEXシーンを想像してしまった
自分と我が不詳の息子に鉄拳を喰らわせ勃起中の
一物に拳を加えるとこれほどのダメージがあるとは
思わず俺はベンチに座り1人叫んでしまう。

駅の周りを帰路に着くサラリーマンやOL,女子高生たちに
完全に白い目で見られている俺を笑いながら近づいて来る
男が1人。

黒いカッターシャツに黒のカーディガン。
そして黒のスラックスに黒の革靴。

極めつけは黒のサングラスとお前は暗殺者か!?

と突っ込みたくなる木林が

「おうっ!モツッ!なんやお前
通行人の注目浴びてっ
さっきお前自分の一物に鉄拳を喰らわせてたが
それ新しいプレイか?
ぎゃはははっ!」

木林が俺とは別の意味で注目を浴びながら
俺の隣に座った。

「いや・・・
急に元気になりよるもんやから
ちょっと仕置きをな。」

「ぎゃはははっ!
お前、何、所かまわず
おったててんなよっ!
ぎゃはははっ!」

木林が大爆笑をしているが本来、木林も俺も
大爆笑をしたり一物をおったてていたり
できる心境では無かった。

木林はおそらく考えると今でも大爆発を起こしそうな
くらいの怒りを堪えているのだとうと思うと同じ気持ちでる
俺も木林の気持ちはよくわかる。

そうして高校時代の思いでのアホな話をしながら
極力、今は義男の話には触れないでいると
今度は通行人の人ごみの中に、ひと際肩幅が広い
天然で幅を取り周りに迷惑をかけながら近づいて来る
ゴリラがいっぴ・・・

いや・・・男が1人。

あのシルエットを醸し出せる男は、世界広しと言えども
冨田だけである。

「はぁはぁはぁ・・・
すまんな~
家のトイレのドアが開かんかってよ~
出るのに時間かかってギリギリになって
しもたっ」

「あっあ~ん!厠で霊障とは
武市なんたる奇跡を越してんなよ~
ぎゃはははっ!」

冨田の霊障はともかく木林はここに来てから
爆笑しぱなっしである。

冨田には厠での霊障。

俺には不謹慎極まりない一物の反乱。

とアクシデントは相次いだがとにかく
3人が揃い、木林の案内でGENS,BARに
向かう事となった。

⦅扉シリーズ 第3.7章 色情霊討伐チーム 持村賢二 終わり⦆



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俺たちはGENS,BARと言うスナックにやって来た。

店に入るとカウンターには綺麗なお姉さんが4人。

そしてカウンターから少し離れた小さなカウンターの
中には黒のベストが良く似合う年のころなら40代そこそこの
渋めの紳士が調理をしていた。

俺はこの方が伊田さんか・・・?

と思いカウンターの前の客席を見ると
メガネをかけた知っている顔が居る。

木林と冨田はそいつに気づいていたが
2人は先に伊田さんに挨拶をしに行き
俺を紹介してくれた。

「伊田さん、この男が
昼に電話で話した持村です。」

伊田さんは調理の手を止めると手を洗い
カウンターから出て来てくれた。

かなり厚そうな胸板が貫禄と言うか威圧感と言うか
この方の生きて来た年輪からくる重厚さを感じさせる。

「やあ。
君がモツちゃんかい?
話しは冨ちゃんから聞いているよ。
大変な目に合ったそうだね・・・
いや大変な目に合ったのは
君ではなく君の彼女なんだね?」

俺は伊田さんの物腰柔らかな話し方
とは真逆の身体全体から発する迫力に
気押されながらも

「はい!持村賢二と申します。
宜しくお願いしますっ!
ええ・・・そうなんですよっ
彼女が・・・」

「全く気の毒な話だよ・・・
外ならぬ富ちゃん達の頼みだ。
俺に出来る事は協力させて
貰うよ。
まあその話はまた後で聞かせて
貰うからさ。
まずは向こうで楽しんできなよ。
せっかく来てくれたんだしね。
それにほら?
あのキミちゃんは、君も
同級生なんだろ?」

伊田さんがカウンターで座り後ろからでも
その眼鏡の輝きが解るほど眼鏡を輝かせ
俺たちの入店には気づきもしない北尾を
指差しそう言った。

すると横から木林が

「伊田さん・・・
あの・・・
あいつ最近よく来てるんすか?」

「ああ。キミちゃんだろ?
彼は最近毎日のように来てくれててさ~
どうやらうちの涼子と良い仲みたいなんだよ。」

「なんですって~!!
あっあ~ん!北尾いつの間にっ!!」

「俺は本人から自慢の電話がかかってきてたから知ってたけどな」

とは冨田の言。

「なんとっ!
という事は知らぬはこの木林のみっ!
あっあ~ん!許すマジ北尾!!」

「まあまあ。
お前にはあっちゃんもそれに最近では
西口さんもおるやないか?
そんなに北尾に目くじら立てんでも・・・
それにな木林よ・・・真に北尾のあの後頭部からでも
伺える眼鏡の輝きに怒り震えているのはこの武市で
あると知ってんけ?」

「うおっ!武市っあつ~!!熱いっ!
激昂ゴリラージャンモードやんけっ!」

その冨田と木林のやりとりを見ていた伊田さんが
笑いだす。

「ハハハハッ
君たちはいつも面白いね~
まあモツちゃんっ
君のかたき討ちの協力は
させてもらうからさ~
さあさあ君も楽しんできなよっ」

「あっはい・・・」

俺が伊田さんにそう答えた時には
冨田と木林は既に後ろ姿で北尾に
向かい歩いて行っていた。

俺は2人をおいカウンターへ向かう。

「ようっ北尾~えらいたのしそうやけ?うん?」

木林が北尾の左側から声をかける。
すると北尾を接客していた白のスーツ姿の
女性が木林を見て少し怯えているように見える。

「北尾~お前はいつ後頭部からも眼鏡の輝きを
放てる技を身につけたんだい?」

冨田が北尾の右側から迫る。

するとその冨田を珍獣を見るような目で見るノースリーブの
キャミソールにデニムの短パン姿の女性が1人。

俺はえらいセクシーやなぁとその人を見ていると北尾が
2人の問いかけに一言。

「ジャンボッ!」

なんとこの期に及んでスワヒリ語で挨拶をする北尾に俺は
高校時代の数々の奴の伝説が本物であると悟った。

サッカー部であった俺は北尾とはそれほどの絡みがなく
仲の良かった冨田や木林から北尾の伝説は聞いてはいたが
見たわけではなくネタなんやろと思っていた部分もあった。

しかしさっき伊田さんの前でこの4人の中の誰かと付き合っているという
事を聞いた木林とそれを知ってはいたが自慢話を直接本人から聞いていた
冨田の怒りっぷりを知っていたら、この状態でスワヒリ語で挨拶をしようもの
なら全裸で札束を持ちホームレスのテントの中に突っ込む美女のようなもの。

そして俺が心配していたとおり、やはり北尾の挨拶は2人の逆鱗に触れていた。

まあ当たり前ではあるが・・・

「北尾~!お前鼻の下伸ばしながら
ジャンボとはスワヒリ語を愚弄しているのかね?
うん?言うてみ?」

ブチブチブチ・・・

耳って思いっきり引っ張られたらあんな音鳴るんや・・・

俺は初めて知った。

そして人の耳があんなにも真横に伸びる事も・・・

「イテテテッ!ウェイトッ!ウェイトでっさっ木林っ!」

ブチー!!

今度は北尾の右耳が伸びる。

「北尾よ。
左耳だけが開いてしまったら
さぞかしバランスが悪かろう。
この武市様がお前の右耳にも
開運を与え錫うぞ。」

後ろから見ていれば北尾は左耳を引っ張る
木林と右耳を引っ張る冨田に左右に等しく
力がかかり両耳が真横に開き左右を行ったり来たり
していた。

「たっ武市て~イテテテッ!
俺はメトロノームではないでっさっ!」

「ちょっと・・・ちょっと・・・
きみくんのお友達ですか?
あっあの・・・
きみくんの耳・・・
ちぎれちゃうからっあぁ・・・
やめてあげてっ」

おっ?北尾に助け舟が・・・
この子が伊田さんが言っていたリョウコさん?

そう思い俺は冨田の横の椅子に腰を下ろし
目の前のノースリーブに短パン姿のセクシーな
美女と赤のスーツを着た短めのタイトスカート姿の
お姉さんとその更に向こう側に居る黒のワンピース姿の
お姉さんにそれぞれ頭を下げると3人が3人とも北尾を
見て笑いながら俺に会釈をする。

しかしそんな姿をただ1人心配そうに見ている白の
スーツ姿の女性。

その女性に木林がまだ北尾の左耳を引きながら

「あの・・・
つかぬ事を伺いますが
あなたがリョウコさんで?」

「あっはい・・・そうですが・・・」

「やはりっ!
あなたに質問ですっ
あなたはチャックを全開にしたまま
CDを買いにCD屋に満面の笑みで
行く男をどう思いますか!?」

「えっ?」

リョウコさんは木林の質問に固まっている。
木林の質問した男の正体は北尾である。

奴はそういえば高校の時の帰り道に
木林が今語った蛮行をやってのけたと
冨田から聞いたことがあった。

「きっきばやし~イテテテッ!
そっその事は彼女にはオフレコに
願いたいでっさっ!」

「なに~?
お前は真の姿を自分が付き合っている
女性に晒すの事ができないと言うのかね?
うん?
言うてみ?」

木林の耳の引きが更に強くなるが北尾は
弄られるのが好きなのかも知れない。

ついには笑い出したリョウコさんと他に居る
美女3人に注目され北尾は
【美味しい】
とでも思っていそうな笑顔で
高校時代のチャック事件を自ら語り出し
更に大きな爆笑をかっさらっていた。

⦅扉シリーズ 第3.7章 色情霊討伐チーム2 ジャンボッ! 持村賢二 終わり⦆



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俺は耳塚南高校の同級生で同窓生の持村という男と最近出会った。

やつの本名は持村とか書き【モチムラ】と読むのだが
高校2年生の頃に、やつに【モツ】という面白いあだ名が
付いてからは、皆奴をモツかモツムラと呼ぶようになった。

あだなの由来は奴が男性器の事をしょっちゅう【イチモツ】と
言い、【イチモツ】の話ばかりしていた事が起因だ。

勿論あだ名をつけたのは木林。

「お前イチモツ、イチモツうるさいねんっ!
そんなにイチモツが大事かぁ~!
そんなにイチモツが大事ならお前は今後
モチムラやなくモツムラと名乗るべきなんよ~」

という木林の一言でその日からモチムラはモツムラになった。

同じクラスの者なら女子すらモツムラ君と呼ぶようになったのだ。
挙句には先生までもがモツムラと呼ぶようになる。

クラスに世界でも指折りのアホな男カワシタという男が
居たが奴は

「女子がモツ、モツ言うのん聞いていたら
何か興奮するわ~」

と鼻の下を伸ばしていたがこいつは本物のアホであった。

風の噂によると、あの俺や木林も行きあっちゃんが霊障を受けた
原因となった本物の心霊スポット・・・
いやあそこは心霊スポットなどという生ぬるい物ではない
【八龍】
に俺たちより先に、面白半分で足を踏み入れ入院中とか聞いているが
奴は今どうしているのだろう?

あんな奴でも同級生。
どうか無事で居て欲しいものである。

そのモツムラ通称モツの彼女が色情霊と化した、俺たちの高校時代の
元教員の仲間義男に酷い目に合い精神を病んでしまった。

酷い目とは色情霊に合される酷い目とは大半が犯されたり性的な
拷問を受けたりすると聞いていた俺は、救出時にモツの彼女の美智子さんにも
会ったが具体的に義男に何をされたか聞けるはずも無かった。

しかし俺でなくとも木林もモツも美智子さんの身に何があったかは容易に
推測できたであろう。

怒りに震えたモツが俺に、自ら美智子さんの敵討ちをしたいから
普通の人では触れる事すらかなわない霊体との戦い方を教えて欲しいと
言ってきたのだ。

俺は俺自身、霊能者として修行も何もしたわけではないので
叔母の兄弟弟子であった伊田さんを紹介する為にこのGENS,BARに
モツを連れて来ていた。

木林はひとしきり店の女の子と会話を楽しむと北尾の住む、北尾所有の
スカイハイツ鶴澤に西口さんの部屋から移った斎藤アズサに陽子さん、美智子さんの
護衛の為に、彼女たち3人が住む隣の部屋に戻る。

そして同じく一緒に飲んでいた北尾は店が閉店となりスタッフの女の子たちが
帰るときにリョウコさんと一緒に消えて行った。

この時俺の拳を握る手首が反り返っていたのは言うまでも無い。

そして店に残る俺、モツ、店のオーナーの伊田さんは
閉店後のGENS,BARのBOX席にソファに座り、話をしていた。

「モツちゃん、それでは
モツちゃんの彼女を酷い目に合せた・・・
うん・・・その色情霊なんだがね。
色情霊と言うのは・・・
生きている人間と交われば交わるほど
その霊力は増すんだよ・・・
君たちが出会ったそのヨシオという色情霊は
間違いなく出会ったときより今の方が霊力が
上がっていると思って間違いないね。」

「それ・・・俺も感じました。
伊田さんから借りた霊具で殴ったら普通に
散華する浮遊霊たちと違い、ヨシオは木林の
霊具のつけた足で蹴られても蹴られた部分は
散華するけど、またすぐに元の姿に
戻るんすよね。」

「ほほう・・・
もう再生までできるほどに
なっているのかい。
そいつは難儀な色情霊だね~
という事はもしかしたら
超高速再生を起こすように
なるのも時間の問題かもね。
だとしたら霊具も今の物では
戦えないね~
モツちゃん君、私に弟子入り希望だったよね?
仕事が終わってからで良いから
来れる日はうちに来て霊具作りを
手伝わないかい?
君用の物。それに万が一の事を考え
富ちゃんとキバちゃんにも超高速対策用の
霊具をこしらえようと思ってね。
ただこれには少し日数がかかるんだよ。」

伊田さんは低いトーンでゆっくりと一言一言を
噛みしめる様にモツに言い聞かした。

モツは真剣な表情で何度も深くうなずき最後に

「はい。
宜しくお願いします」

と伊田さんに頭を下げた。

俺はたかだか義男ごときになんで
こんなに多くの人が出張りそして
多くの女性が苦しめられなければ
ならないのだと憤りを感じて仕方がなかった。

⦅扉シリーズ 第3.7章 色情霊討伐チーム3 消えた2人に残った2人 冨田武市⦆



私はあの憎き木林にまたまた邪魔をされ
極上の熟女である茜と言うスナックのママから
の淫液の摂取が出来なかった。

粉々にされた私の身体もそんなに時間をかけずに
再生が出来たのはあの耳南時代の優等生の西口真由佳と言う
可愛い女子から今までの女性から摂取してきた量以上の
淫液を摂取できたからであろうう。

しかし西口の淫液は私の身体に良く馴染んだ。

院長からは生きている人間の女性と交われば交わるほど
私の色情霊としての力は上がり、霊体もより強固なものに
なると伺ってはいたが、西口の淫液の効果は今までの
女性では味わえない程の力の漲りを感じた。

そして木林にまたも邪魔をされた私があの潰れた焼き肉屋から
脱出しイライラした気持ちを抑える為に、院長から頂いた
名前と顔が解っていればその人間の所へ行ける力を使い
木林世代の耳南生に八つ当たりをする事にした。

木林の学年で木林と仲良くしていた女子・・・

もう1人の斎藤・・・

斎藤由紀子か・・・

うん彼女が良いな・・・

斎藤由紀子は高校生ながらムチムチした
身体をしていたし、当時から私をこけにしていた
木林や仲代とも仲が良さそうであったし・・・

そして今はもう木林たちと親交が無いという事は
奴の邪魔が入る心配も無い。

何よりあのムチムチした下半身が高校を卒業し
どのように成長しているか気にもなる。

それに西口のような正統派の優等生美女と言うより
斎藤由紀子は活発で明るいノリの良いクラスでも
人気のある大人びた美人だった。

そんな彼女が高校を卒業し今どうしているのか?

俺は気になり早速院長から頂いた名寄符に斎藤由紀子の
名前を記入した。

すると私の身体は一瞬で消え、次に私の身体が姿を現したのは・・・?

な・・・なんとラボホテルであった!!

『フフフフッ!!
これは良い!!』

私は大興奮していた。

斎藤由紀子を木林にやられた腹いせに
気絶するほど犯してやろうと思い
名寄符を使ったら、なんと彼女もその気だったてか?

フフフッ!!

相手は誰かな?

私は斎藤由紀子の頭上から部屋の様子を伺う事にした。

斎藤は就職組か?

進学はしなかったようで斎藤由紀子は見覚えのある大手
携帯会社の制服を着ていた。

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

「斎藤さん。
悪いようにはせんから。
なっ自分まだ1年目やけど
ちゃんと来月からは正社員に
したるさかいっ」

男も同じ携帯会社の制服で
斎藤由紀子の座るソファの隣に
座っている。

「え~でも・・・
店長この間、吉川さんにも
言い寄ってたじゃないですかぁ?
あのあと吉川さんとどうなったのですか?
それに吉川さんもまだ契約社員のままですよね?」

斎藤由紀子・・・かなり綺麗になったな~
紺色の制服から覗くパンスト越しの太ももも
高校時代よりさらにムチムチ感が増している。

それに高校時代より化粧の仕方が上手くなったのか
元々大人びていた顔も社会人になり更に色気が増していた。

「あっああ・・・
吉川さんとは結局何にもなかったんやよ~
俺が本当に気に入っているのは斎藤さん
やからっなっここまで来たんやからっ
なっ斎藤さん、一発やらせて
くれたら斎藤さんの待遇は補償するからっ!」

フフフッ!
クズはどの世界にもはびこるものですね~

しかしこのクズは斎藤由紀子と
SEXできる事はないんですよね~

何故ならっ!斎藤由紀子はこのクズ店長の
目の前で私がこころゆくまで犯しきりますからね~

私はこのクズ店長の背中に問答無用で金縛り符を
貼り付けた。

男はまぬけな顔のまま金縛りに合い動けなく
なっている。

斎藤はもう少ししてからで良いか・・・
フフフ・・・

私は動かなくなったクズ男の反応を見る斎藤由紀子が
見たく少し斎藤はそのままにしておくことにした。

「え~でも・・・
本当は吉川さんともエッチしたけど
店長、待遇そのままにしているんじゃ
ないですか~?」

斎藤はソファに座り脚を組み替えながら
クズ男に視線を送る。

クズ男は相変わらずまぬけな顔のまま固まっていた。

ギャハハハッ!!
バカな男ですね~
お前のようなクズには斎藤由紀子の
そのムチムチボディはもったいないですよ~
ギャハハッ!!

「えっ?店長?
どうしたのですか?
店長?
もうっ!冗談やめてくださいよ~!」

斎藤由紀子がクズ男の肩を叩くが
斎藤に叩かれたクズ男は金縛り状態なので
表情も変えないし動きもしない。

「えっ・・・?えっ・・・?
店長・・・?」

そろそろ良いかと思い私は木林にやられた
恨みをこの斎藤由紀子のナイスバディで
晴らすべく斎藤の背中にも金縛り符を貼り付けた。

⦅扉シリーズ 第3.7章 色情霊討伐チーム4 色情霊ミノムシの八つ当たり 終わり⦆



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店長の様子が変だ!?

私は店長がまた悪い冗談をで私をからかっているのかと思い
店長の肩を叩き身体を揺らせるが店長は依然動かない。

店長の表情も変わらないのであるが何処か何かを
訴えたそうな感じは伺える。

何処も動かない中眼球だけは動き、私に訴えかける目に
そんな感情がこもっているように感じられた。

するとどういったわけか次は私も身体が動かなくなる。

うそっ・・・

なにこれ?

身体が・・・

力を入れようが・・・

いや力は入っていない・・・

入っていないというか力を入れようにも身体そのものが
全く動かない。

これって・・・

店長も今この状態?

金縛り?

えっ?でも金縛りって寝ている時に
耳がキーンとなってきて、それで動かなくなるって
私の知っている金縛りとはそういう物であった。

こんな場所で・・・

しかも2人同時に金縛りになる事なんてあるの?

そう思いパニックではあるが、大声を出す事も
できずに店長が座るソファの横で動けない身体で座っていると
私は足を組み座っていたが、上側にある右足の足先に
触られているような感触がする。

ひゃっ・・・

なっ何?

足のつま先。

指から足の甲ふくらはぎへ感触が伝ってくるが
私には何も見えないし、形はその触り方から
明らかに人の手であるという認識はあるのだが
触られているのは足から、その上へと手を滑らされて
いるのに、クリトリスを触られているくらい・・・

いやそれ以上の快感が私の足から全身に巡る。

うそうそうそうそっ!

何!?なにこの気持ち良さ・・・

あぁっ!あぁぁ・・・

私は動けない身体のまま、瞬く間に湿らせていく
股間から滴り落ちる液体が私の下着を越えパンストを
越え、制服のタイトスカートにも浸透し、ソファを
湿らせていく冷たさを感じていた。

目に見えない手の感触は私の膝から太ももへ伝うと
ついに手の感触は2本になる。

そして手は私の両ひざを掴み私の足をソファにM字に開かせた。

私はピンク色のショーツから既にとめどなく溢れ出ている
液体を恥ずかしく思うが、正面には誰も居ない。

誰も居ないように見えるのだが、確実に誰かは居る。

視覚と触覚の矛盾が私を更に深い混乱に陥れる。

何故?

何故身体が勝手に動くの!?

しかも何で!?私の身体は一体どうしたの!?

足が全てクリトリスになったようなあの感覚は・・・

あっあぁぁぁ!!!うそ~!!!!ひゃっ!!あぁぁぁっ!!!

ついに手は私のショーツとパンストの上から
私の本物のクリトリスを下から上へなぞる様に
何度も何度も下から上へと動かす。

普通にクリトリスを触られる10倍いや100倍・・・
もう私の頭じゃそんなの解らないがそれくらいと
言っても言い過ぎではないほどの大きな快感が私を襲った。

あぁぁぁぁぁっ!!!!

いやっ!いやいやいやいやっ!!

動けないまま声も出せないまま逝きたくなんかない~!!

あっ!!そこダメ~!!!

逝く~!!!!

私は動けないまま目に見えない手によりただクリトリスを何度か
下から上へと撫でられショーツとパンストの上から弾かれた
だけで絶頂させられていた。

ありえない・・・・

何この気持ち良さ・・・

うそみたい・・・

今日私は半分は私の勤務する携帯ショップの店長と
エッチをする気で来ていたのであるが、まさか
エッチもする前に、見えない手によりここまでの
快感を伴う絶頂を迎えるなんて夢にも思っていなかった。

⦅扉シリーズ 第3.7章 色情霊討伐チーム5 見えない手 斎藤由紀子 終わり⦆




プロフィール

千景

Author:千景
私は他の一夜限りの思い出話という官能小説を今も書き続けております。今回はホラー小説扉筆者の冨田さんより扉の官能部分に当てはまるシーンの描写のご依頼があり引き受けた次第でございます。本編のイメージを壊さないよう精一杯書かせて頂きます。

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